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Recipe
2019/3/22

春の冷えにホッと温まる。旬の野菜で風邪予防

日中は暖かい日が多くなりました。ただ、季節の変わり目ですから、体調には気をつけたいもの。そこで、今回は、春の冷えに旬の野菜を使った風邪対策レシピをお届けします。

目次

春こそ要注意?冷えにご用心

春に身体が冷える理由はいくつかあります。日中は暖かくても朝晩は気温が低いことが多く、寒暖差や気圧の変動などで自律神経が乱れやすい季節。そうすると自分でも気が付かないうちに、身体が冷えていることがあります。

また、春はおしゃれが楽しい季節ですよね。分厚いコートはクローゼットにしまい、薄手のアウターやシャツなどで出かけてしまい、夕方には思ったより寒くなるということも。身体を冷やさないことが第一ですが、普段から身体を温める食材を積極的にとり、体調を整えると良いでしょう。

体を温める食材

シソ、しょうが、ニラ、ニンジン、ニンニク、長ネギ、玄米、クルミ、イワシ、鶏肉、こしょう など

今回は、これらの身体を温める食材や、旬の食材を取り入れたレシピをご紹介します。

ニラと豆腐でヘルシー♪ 麻婆春雨

ニラは、免疫力を高めるβカロテンや、ビタミンCが豊富

ニラは、免疫力を高めるβカロテンや、ビタミンCが豊富に含まれています。また、独特の匂いのもとアリシンという物質は血行促進により冷え性にも効果的と言われている食材で、この季節にぴったり。にんにくとしょうがを合わせて、さらに身体がポカポカ!豆腐を使用することで、味が濃くなりすぎず、さっぱりといただけます。

麻婆春雨の作り方

【材料】(2人分)
・ひき肉 80g
・乾燥春雨 30g
・長ネギ 1/4本
・人参 1/2本
・ニラ 1/4束
・木綿豆腐 1/2丁
・にんにく 1かけ
・しょうが 1かけ
・豆板醤 小さじ1
・A:水150cc、醤油大さじ1と1/2、酒大さじ1、砂糖小さじ1、味噌小さじ1、だし小さじ1
・片栗粉小さじ1(水で溶いておく)
・ゴマ油大さじ1

① 人参は千切り、ニラはざく切り、ネギは小口切り、豆腐は食べやすい大きさにし、春雨はぬるま湯で戻しておきます。Aの調味料は合わせておきます。

春雨はぬるま湯で戻しておく

② フライパンにごま油を熱し、みじん切りにしたしょうが、にんにく、豆板醤を弱火で炒めます。香りが立ったらひき肉を入れて炒めます。

③ ①を加え、なじんだらAを加えてフタをして5分くらい煮ます。

弱火で炒め、香りが立ったらひき肉を入れて炒める

④ 最後に水溶き片栗粉でとろみを加えて完成です。

ニラと豆腐でヘルシー♪ 麻婆春雨

甘辛で、韓国のチャプチェに似ているかも!香りも食欲をそそり、ご飯がすすみます。
辛さ控えめなので、辛いのが苦手な方や子どもにも人気の一品です。

優秀食材!ほうれん草とベーコンのきのこ炒め

ほうれん草といえば、貧血予防に役立つ鉄分が豊富。他にも、抗酸化作用や免疫力を高めるβカロテン、風邪予防に役立つビタミンC、摂りすぎた塩分を排出するカリウムも含まれているためむくみにも。女性には嬉しい食材ですね。

ほうれん草とベーコンのきのこ炒めの作り方

ほうれん草は健康食材

【材料】(2人分)
・お好きなきのこ1パック
・ベーコン4〜5枚
・ほうれん草3把
・めんつゆ(濃縮)大さじ2
・すりおろししょうが 1かけ(チューブ3~5cm程度でも可)
・白ごま適量

① きのこは石づきを取り除き、ベーコンは1cm幅に切り、ほうれん草は先を切り落とし、4〜5cm幅に切ります。

② フライパンにサラダ油を熱し、きのことベーコンを炒めます。

きのことベーコンを炒める

③ ほうれん草を入れ炒めます。

④ めんつゆ、しょうがを加えて炒めます。
※濃縮めんつゆを使用のため、しっかり味がつきます。薄味好みの方は、量を加減してください。

めんつゆ、しょうがを加えて炒める

⑤ 白ごまをふりかけ、お皿に盛り付けて完成です。

優秀食材!ほうれん草とベーコンのきのこ炒め

めんつゆを使うので味付けも簡単!
材料を炒め合わせるだけなので、疲れて帰った日も、10分以内にパパっと作れちゃいます。

献立の裏話

今回ご紹介のレシピ、実は家事代行「マイ暮らす」の料理代行サービス「ウチごはん」でお客様に提供したお料理の一部です。

お客様のお悩み

ご依頼主のお客様は、奥様が入院中のご主人。高校3年生のお嬢様とお二人分のお食事づくりのご依頼です。お嬢様が炭水化物ダイエット中のため、夜は炭水化物は無しで野菜たっぷりの献立、朝はしっかりと食べたいからボリュームのあるおかずとお米の献立に。お二人の好みやリクエストをお聞きしてメニューを考えました。

ご利用例:週3回2時間の利用
1日のサービス内容:ウチごはん1時間、お掃除1時間

帰ったらすぐに食べられる

日中はお二人とも学校や仕事場へ。部活やお仕事でお忙しいので、帰ったらすぐにお食事ができるように準備します。味付けについては、ご不在のため味見をしていただけない分、毎回のサービス報告書などで細かくやり取りを行います。濃い味付けが好きと伺っていましたが、晩御飯はお米を食べない分、濃くしすぎないように注意したり、全部が濃い味だと飽きてしまうので、サラダや温野菜などのメニューを必ず取り入れるように注意して作っています。

帰宅するのが遅いので料理する時間がない、仕事で疲れて料理する気力が起きない、でも出来合いのものやインスタント食品が続くと、栄養や体調が気になるという方も少なくありません。そんな時は、プロのサービスを利用するのもひとつの手です。ライフスタイルにあわせてうまく活用すると、暮らしぶりも気持ちもふっとラクに。

まとめ

まだまだ寒い日も多いので、身体を冷やさないように注意が必要。風邪をひかないように気をつけましょうね。今回ご紹介したレシピは、どれもすぐ手に入る食材や調味料でできるものばかりなので、ぜひチャレンジしてみてください!

記事監修

家事代行サービス「家事の達人(旧マイ暮らす)」でスタッフの研修担当として10年以上の経歴を持つ。お掃除、整理収納、料理など家事全般が得意で、中でも料理が一番。

 

自身も働きながら子育てや家事もこなし、毎日忙しく過ごす。働く女性や家庭のお仕事で忙しい方に、時間を生み出し自分らしく過ごせる暮らしのお手伝いができるよう日々研究に奮闘。