Kids
2020/7/16

なぜ?子どもが国旗を覚えるのが好きな理由

絵本屋さんに行くと国旗の絵本がたくさん並んでいます。「子どもにもっと世界を知ってほしいな、国旗もたくさん知ってほしい。でも、どうしたら興味を持ってくれるんだろう?」 そんな風に思われる保護者の方も多くいらっしゃるかもしれません。

でも実は、子どもたちは国旗が大好きなんです。

国旗をきっかけに、子どもたちの世界は大きく広がります!今回は、子どもたちがワクワクするその国旗の魅力について、興味を持ってもらう簡単なコツや、大人も楽しめる国旗の世界をご紹介します!

Let’s go see the world! (さぁ、世界を見に行こう!)

目次

子どもは国旗の○○が好き!

子どもにとって国旗の何が魅力的かを知るには、直接子どもに聞いてみよう!ということで、子ども達に国旗のどんなところが好きかを尋ねてみました。

「カラフル」「かっこいい」「おもしろい」
「いろんなかたちがある」「マークがきれい」

原色やシンプルな形が多い国旗は、子ども感覚に丁度よい刺激なのですね。

保育園年長クラスで一番国旗を知っている国旗チャンピオンにインタビューをすると、

「国旗があると国の名前が覚えやすい」
「世界は広いし、知らないことだらけだから覚えるのが楽しい!」

素敵な答えに感動しました。

国旗を好きになるきっかけ

日常生活の中で国旗に触れることが少ない日本の子どもたちが、国旗に興味を持つにはきっかけが大切。保育園ではどんなきっかけがあったのか、保育士に聞いてみました。

・外国人英語講師が国旗を見せてくれたことを機に、他の国の国旗に触れる機会を作りたいと思い、国旗カードでカルタをしました。その後、子どもたちは色々な国に興味を持つようになりました。(5歳児担任)

・保育園の英語レッスンがきっかけで、国旗のポスターを保育室の壁に貼ってみました。みんなで国旗の名前を言うことが増え、子どもたちの自信につながりました。(4歳児担任)

国旗ポスターやカードゲームならお家でもできそうですね。

お家でも子どもと一緒に楽しめる世界に国に興味を持つきっかけづくり「See The World」の動画をご紹介します。

世界の冒険家クリスマルと一緒に、国旗から世界を旅するストーリー。
この国旗ってどこの国? この国で有名な食べ物は? クイズを通して世界が広がります。

どうやったら我が子は国旗に興味を持つの?

外国人が近くにいれば国旗に興味もわきますが、そんな環境はなかなかありません。では、パパやママが国旗に興味をもっていたらどうでしょうか?子どもも気になりますよね。子どもにただ国の図鑑を読めと言うより、「この本面白そう。みてみて!この国には世界一小さいサルがいるんだって」と大人が楽しそうにしている姿に子どもも興味を魅かれます。だから、まず身近な大人が国旗に興味を持つことが大切です。

さて、大人にとって国旗の何が面白いでしょうか。
私は国旗の色、形、模様、エンブレムに注目しています。実はそれぞれには意味があるのです!※国旗の由来は諸説あり

日本

おなじみの日の丸。赤丸になった由来は諸説ありますが、太陽を表していることは想像がつきますよね。実は平安時代、朝廷象徴旗「赤地に金丸」を平家が掲げていました。

確かにこの配色はどこかで見たことがあるような気がします。源平の戦いで、「白地に赤丸」の旗を掲げた源氏が勝利して以来、この日の丸が使われているようです。

日本では太陽=赤色がおなじみですが、実は世界的に太陽は金、黄色、オレンジ色で表されることが多く、赤は稀です。子どもとお絵描きをするときに、時々太陽を黄色に塗ってみたらインターナショナルな感覚が生まれるかもしれませんね。

日の丸の紅色は「博愛と活力」、白色は「神聖と純潔」の意味が込められています。ちなみに英語で日の丸は「The Rising Sun」です。ミリオンヒットダンスボーカルグループが日本の復興のために作った歌のタイトルへの思いがよく伝わりますね。

バングラディッシュ

緑地に赤丸の国旗は日本の国旗に似ているのでちょっと気になりませんか?緑色はイスラム教の伝統色で、豊かな大地や活力を表しています。サウジアラビアやパキスタンも国旗に緑色が入っており、イスラム教ですね。

赤丸は太陽と血を表しています。独立のための戦争で、流された民衆の血潮とともに国ができたことを忘れないという思いが伺えます。様々な国の国旗の赤色は、「血」や「統一」を表していることが多いです。

ちなみに、バングラディッシュの赤丸ですが、やや左寄りについていることをご存知でしたか?これは旗を掲げたときにたなびいたときに中央に見えるようにしているそうです。

ブータン

雷龍が描かれた国旗は子どもにも人気が高いです。かっこいいですね。ブータンはチベット語で「龍の地」と呼ばれ龍が国家のシンボルになっています。白色の龍は清浄と忠誠の象徴です。龍が持っているものは宝石で富と繁栄を意味しています。背景のオレンジ色は仏教を、黄色は国王の威厳を表しています。ブータンの人々は信仰心が厚く、国民の心の富として国民総幸福量を大切にしていることとも結びつきますね。

ご紹介したい国旗はまだまだありますが、少しでも興味がわいてくださったら光栄です。いつもとちょっと違う視点で国旗を見ると、面白いものが見えてくるので、ぜひお試しください。

国旗から広がる世界とは?

国旗をちょっと調べると、その国の文化背景や歴史が見えてきましたね。子どもと話すときは、身近な食べもの、動物、遊び、スポーツなどをテーマにすると興味がより深まります。

【国旗と子ども】のシリーズ記事では、今後子どもとの楽しみ方を紹介していきますので、お楽しみに!

関連情報

こども英語 ふぁんばりん

乳幼児教育と英語教育の専門家がコラボした「子ども英語ふぁんばりん」は、保育所、学童、児童館、自治体などから支持を受け、開始3年間でのべ12,000名以上の子どもたちに多彩なプログラムを提供。レッスンの保護者満足度は93%(2019年度集計)

子ども英語ふぁんばりん

記事監修
乳幼児教育研究所 英語カリキュラム担当
相島 幸恵

ニューヨーク州立大学演劇学部を卒業。子ども英語劇を指導。大手英会話学校子ども教務主任を経て、個人英会話スクールを起業。

その後、HITOWAキッズライフ株式会社(当時は長谷川ナーシングパートナー(株))に入社。英語教育カリキュラムの開発、英語講師育成研修の開発、英語講師派遣事業運営を担当。

プライベートではダンス大好き2児の母。保育士。