増える子供服をどう収納する?手放し方と子供目線の収納術
子供って成長が早くて、すぐ新しい服が必要になりますよね。ママ自身で購入する服に加えて、お友達から頂く“お下がり”や、おばあちゃんからのプレゼントなど、どんどん増えていって収納に困る!ということはないでしょうか?
全てとっておきたいけど、家具を増やせば部屋が狭くなってしまうし・・・悩ましい所ですよね。年度末や衣替えの時期は、子供服の整理のチャンスです!この機会に一度服を見直して、ママも子供自身も使いやすい収納を作りませんか?
今日は子供服整理の方法から手放し方、収納アイデアをご紹介していきます。
目次
子供服をいつ手放す?目安となる6つの基準
子供服を整理する際、もう捨てようかな?でも来年も着られるかしら?…と処分するかどうか、迷ってしまう事って多いものです。捨てる?捨てない?の目安を6つのポイントにまとめてみました。
(1)サイズをチェック。今ピッタリもしくはキツイ!は手放しましょう
子供の年齢が小さいほど、今ぴったりサイズの服は来年にはサイズアウトして着られない事がほとんどです。今年ピッタリサイズで着ていた、もしくはキツイと感じる服は手放しましょう。
何度も着て古くなった服は捨てることになりますが、まだ綺麗な状態の服だと、友達に譲る・オークションやリサイクルショップ・フリマアプリで売る等、他の方に活用してもらう方法もありますよ。
(2)服の汚れは?洗ってもとれない汚れがある服は処分がオススメ
汗じみや泥汚れは時間が経過すると黄ばみになりやすいものです。汚れが付いた服は相手にも清潔感のない印象を与えてしまいます。洗ってもとれないシミや汚れがついてしまった服は、まだ着られるかな?と感じても、思い切って処分がおススメです。
(3)ヨレや色あせの目立ちは?頻繁にきた服も処分しましょう
頻繁に着た服は、自分では気が付かないうちに案外ヨレや色あせが目立ってきています。首回りの伸びや袖のスレ・ほつれ、またゴム部分の伸びがないかどうかをチェックしてみてください。特に“お下がり”として頂いた服は、もらった時はキレイな状態であっても保管している間に劣化が進んでいることもあります。当てはまる所がある服は、寿命と思って処分するといいかもしれません。
(4)流行の柄は来年は着ない確率大!実は子供服にもトレンドがあります
大人の服にトレンドがあるように、子供服にも実はトレンドがあります。今年の流行の服は、来年になると流行遅れになって持っていても着られない事があるので、今季限りで処分してもいいでしょう。空いたスペースは、今年用の新しい服のスペースとしてとっておきましょう。
(5)あまり着なかった服は、来シーズン着たいかどうか?子供に聞いてみましょう
可愛いから着せたい!と思っていても、あまり着なかった服ってありますよね。その理由は何でしょう?合わせにくい?着心地が悪い?誰かと同じ服?思い当たる理由が見つからない場合は、子供に直接聞いてみてもいいでしょう。親の意思と反して、子供自身に「この服嫌い…」という理由がある場合もありますよ。私の子供の場合は、ちょっとした柄がイヤとか、ちくちくするからキライ!といって、保管していたのに、全く着なかった服もありました。子供本人が来年も着たいと答えれば保管。その反対なら、あきらめ手放してもいいかもしれませんね。
(6)保管するケースと照らし合わせて考える
子供服の場合は、自分で買うだけではなくお祝いやお下がりとして頂く機会がとても多いもの。服が多すぎる場合、すべての服を着て、またストックしていくのは不可能です。また沢山服がありすぎるとお洗濯も増え、ママが服を管理するのがとても大変になってしまいます。ご自宅の収納スペースを考慮して「保管する量はこれだけ」とあらかじめスペースを決めてしまい、あふれた分はこの機会に思い切って手放すのも一つです。
子供服の収納は“使いやすさ”が鍵!
残す服の量が決まったら、いよいよ次は収納を考えていきましょう。子供服収納のポイントは「使いやすさ」です。オンシーズンで今着る服、オフシーズンで保管する服とに分けて、ご紹介していきますね。
(1)オンシーズン“今着る服”は、子供が自分でできる仕組みに!
毎日着る子供服の収納は、「子供が自分でできる!」ことを意識して収納を考えていきましょう。子供の年齢にもよりますが、子供目線で使いやすいような仕組みにすると、朝の身支度が自分で出来たり、休みの日も服を自分で選んだりできるようになりますよ。衣類収納の方法として服を畳んで衣類ケースに立てて並べる方法がありますが、子供にとってはたたむ事が難しい場合が多いです。収納をもっと簡単にして、例えば未就園児くらいの子供さんなら、上下の服を数枚まとめてカゴにセットするだけの簡単収納の方が子供にも続けやすかったりします。
また服を自分で選べるように、ガイドとなるような紙をカゴに一緒に入れておいてもいいでしょう。紙を見ながらママと一緒に朝の準備が出来れば、子供はすごく嬉しい!やれた!という気持ちになります。「自分でもやってみよう」という意識が少しずつ芽生えてくると思いますので、ママも「できたねー!」といっぱい褒めてあげて、ゆっくり見守りながら子供の自立心を促していきましょう。
保育園や幼稚園に通い出したり、小学生になったらカバンなども一緒にまとめて子供服収納を作ってあげるのもオススメです。収納の一例をご紹介します。
こちらは部屋の一角に子供が手の届く高さの収納ラックを置き、子供服や帽子、カバンなどを一緒に収納しています。子供にとっては自分の持ち物が一箇所にまとまっている方が分かりやすいですし、細かく分類するより、ある程度ざっくりの方が簡単で続けやすくなりますよ。ハンガーに服をかける場合は、子供の手が届く高さにしてあげましょう。ハンカチやズボンなどはカゴなどにまとめて。帽子などは上においても良いですし、手が届かない場合は横にフックなどをつけて引っかける方法も。いずれの場合も、沢山置きすぎると逆に使いにくくなってしまうので、数は限定して置くようにしましょう。
(2)オフシーズン“保管する服”は、アイテム・サイズが分かるように
次にオフシーズンの服や、お下がりの“保管する服”の収納についてご紹介します。少しの間しまっておく服は、また次に着るときにアイテムやサイズが分かるように保管しておくのがベター。
お下がりの服を紙袋などでもらった場合は袋のまま保管せず、いったん出してサイズ別に分けておきましょう。収納ケースは、プラスティック製の衣装ケース、不織布などの衣類保管ケース、タンス等いずれでも構いません。ご自宅の収納スペースに合わせてチョイスし、サイズ毎・アイテム毎に分けて、ラベルを付け、忘れない場所で保管しましょう。ケースの外からみてどんな服のストックがあるかが分かれば、次々に買ってしまうことも減りますし、あるのに着るのを忘れてた!ということもなくなりますよ。
まとめ
子供服の整理収納は、ママ1人でされることが多いと思いますが、子供さんの年齢に合わせて親子で一緒にするのもオススメです。また、洗濯ものをたたむ時にちょっと子供に手伝ってもらったり、ゲーム感覚で片付けてもらったりしてもいいかもしれません。普段から子供自身が自分の服や片付けに関わることで、少しずつ“自分でも出来る力”が身についていきます。衣替えの時期にも、ぜひ一緒に整理をすすめてみてくださいね。