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Recipe
2019/8/2

辛い生理痛・生理不順とおさらば!超簡単レシピ3品

世の中の女性で、生理痛や生理不順で悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?
むしろ、「それが当たり前」と思っている方が多いこともよく耳にします。

しかし、実はその症状は身体からのSOSメッセージ。生理痛や生理不順があることで、若い女性には不妊傾向に繋がったり、または年を重ねていても更年期症状が重く出てしまうということもあります。

そのため、普段の食事から見直し、自分の体に声を傾けて、体をいたわるレシピをご紹介します。

目次

【生理痛に】さっぱり食べられるマグロアボカド丼

1人分 エネルギー:430kcal タンパク質:97.9g 脂質:16.6g 炭水化物:47.8g 塩分:1.0g
【生理痛に】さっぱり食べられるマグロアボカド丼

生理痛の痛みを和らげるとされているビタミンB6が含まれているマグロとアボカドの相性は抜群です!また、マグロに含まれるDHAやEPAといった一価不飽和脂肪酸も、生理痛を起こすとされている物質「プロスタグランジン」の働きをコントロール。

さらに、アボカドに含まれる豊富なビタミンEは、生殖機能を正常に保ったり、血行を促進させて体を温める作用があり、生理痛の緩和に役立ちます。ゴマにもビタミンEが多く含まれるため、トッピングとして使用するとさらに効果が期待できます。

生理痛に効果的なレシピ

材料:2人分
・マグロ 30~50g(刺身3〜5切れ)
・アボカド 1/2個
・納豆  2パック
・納豆のタレ2袋
・レタス 2枚
・大葉 2枚
・醤油麹 大さじ1/2
(ない場合は、醤油大さじ1/3)
・ごま油 適量
・いりごま 適量
・青ネギ  適量
・ご飯   2人分

さっぱり食べられるマグロアボカド丼:下準備

①マグロ、アボカドは1.5cmの角切りにする。
ネギは小口切りにする。大葉、レタスは千切りにする。

②納豆とタレを混ぜ合わせておく。

さっぱり食べられるマグロアボカド丼:作り方

①ボウルに醤油麹・ごま油を入れ、そこにマグロ・アボカドを入れて混ぜ合わせる。

②器にご飯を盛り、レタス、納豆、マグロとアボカド、ネギ、大葉の順に盛り付ける。

マグロアボカド丼のレシピ

【生理不順に】揚げ豆腐のさっぱり夏野菜浅漬け風のせ

1人分 エネルギー:263kcal タンパク質:11.0g 脂質:26.4g 炭水化物:6.3 塩分:0.9g
【生理不順に】揚げ豆腐のさっぱり夏野菜浅漬け風のせ

豆腐には、マグネシウムが豊富に含まれており、子宮の収縮を緩めてくれる働きがあります。また、イソフラボンも多く含まれているため、ホルモンバランスを整えてくれる働きもあります。

浅漬けにはお好みの野菜を加えてOK!今回はなすとトマトを使用しましたが、このほかにもキュウリやオクラ、パプリカなどを加えると見た目も鮮やかに食べていただけます。暑い食欲がない時期にも、野菜の浅漬けを乗せればさっぱりといただけます。

材料(2人分)
・木綿豆腐・・・・1/2丁
・片栗粉・・・・・適量
・揚げ油・・・・・適量
・なす・・・・・・1/4本
・大葉・・・・・・1枚
・トマト・・・・・1/2個
・食塩・・・・・・ひとつまみ
・濃口醤油・・・・小さじ1/2
・レモン汁・・・・小さじ1/2

揚げ豆腐のさっぱり夏野菜浅漬け風のせ:下準備

①豆腐は重石を乗せ、水切りをして半分に切り、キッチンペーパーで水分を取り除く。
(時間がないときは600wの電子レンジに2分かける)

②なすは半月切りにする。

③大葉は千切りにする。

④トマトは、角切りにする。

揚げ豆腐のさっぱり夏野菜浅漬け風のせ:作り方

①木綿豆腐に片栗粉をまぶし、フライパンに油を熱して、揚げる。

②なすに食塩をまぶし、しんなりさせる。その他の食材、調味料を合わせる。

③豆腐を盛り付け、その上に②をのせる。

【生理不順に】鶏肉の塩麹付け焼き~トマトソース~

1人分 エネルギー:210kcal タンパク質:29.2g 脂質:7.6g 炭水化物:5.2g 塩分:0.0g
【生理不順に】鶏肉の塩麹付け焼き~トマトソース~

生理痛を予防するには、体を冷やさないことと循環をよくしておくことが大切になってきます。玉ねぎには、体を温める効果のある香りや辛味成分が含まれています。また、血液循環をよくして過度な子宮収縮を防ぐことで、生理痛の軽減をすることができます。

また、塩麹を使用しているので、浸けておくだけで簡単に味付けは完了。酵素の力でより柔らかく仕上げることができます。基本の鶏肉の焼き方をマスターすれば、具材やソースなどのアレンジの幅は無限大。是非、いろいろな味を試して見てください。

材料(2人分)
・鶏もも肉・・・・・・・150g
・塩麹・・・・・・・・・大さじ1・1/2
・トマト・・・・・・1/2個
・玉ねぎ・・・・・・・・1/8個
・ケチャップ・・・・・・小さじ1
・塩・・・・・・・・・・少々
・コショウ・・・・・・・少々
・大葉・・・・・・・・・1枚

鶏肉の塩麹付け焼き~トマトソース~:下準備

①鶏肉に塩麹を揉み込み、30分以上置く。

②トマト、玉ねぎはみじん切りにしておく。大葉は千切りにしておく。

鶏肉の塩麹付け焼き~トマトソース~:作り方

①フライパンに下味をつけた鶏肉を入れこんがり焼く。

②鍋に玉ねぎ、トマトを入れ、火が通るまで炒め、塩コショウで調味する。

③鶏肉を食べやすい大きさに切り分け、②のソースをのせ、大葉を散らす。

まとめ

簡単にできて、かつ生理痛などの辛い症状を緩和してくれるレシピを3品ご紹介しました。
普段何気なく食べている食材でも、働きや効果が理解できると、「この症状があるからこのメニューにしてみよう」と自分で体調に合わせたメニューや食事づくりができますよね。

そして何より、スーパーで手軽に手に入る食材で、会社から帰ってきてからでも簡単に作ることができるメニューを今回取り入れてみました。夏の暑いこの時期しっかりと食べて乗り切り、今年の秋冬こそ冷えて生理痛などが辛いなんてことがないように、夏の時期からできることをしていきましょう。

記事監修
旬の野菜を使った温活ごはん研究家/管理栄養士
渡辺 愛理

三重県在住フリーランス管理栄養士。病院・介護老人保健施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。

 

自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、そのほかレシピ制作やコラム執筆などを行なっている。