掃除道具の収納【キッチン・お風呂・洗面所・トイレ】はすぐに取り出せる場所に!
カビやぬめりが気になる水まわり。こまめにお掃除して、清潔をキープしたい場所ですね。
けれども、ついつい億劫になってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな方は、掃除道具の収納方法を見直してみませんか?
収納場所や収納方法を変えるだけで、気軽にお掃除できる環境になります。
目次
1.場所別の掃除グッズ収納方法
キッチン・お風呂・洗面所・トイレの4カ所のお掃除がしやすくなる収納方法を場所別にご紹介していきます。
【キッチン】シンク・ガスコンロの掃除道具の収納はシンク下と手の届く位置に
キッチンは、水まわりとコンロまわり、異なる種類の汚れがつきやすい場所です。キッチンの掃除のポイントは、「汚れたら、すぐに」掃除すること。これを実現させるためには、掃除道具の収納は、あえて置きっぱなし!が効果的です。キッチンの掃除道具の収納におすすめの場所は3つあります。
- シンク下
- シンクそば
- コンロそば
では、上記の3カ所の収納方法をご紹介します。
シンクそばとコンロそばの収納方法は基本的に同じ考え方です。
① キッチンの掃除道具収納の基本はシンク下
キッチンのシンク下は構造上、食料品や食器を収納するのに向いていません。よって、掃除道具や洗剤は、基本的にシンク下に収納しましょう。ファイルボックスやキッチンラックを使って、うまくデッドスペースを生かせば、収納力がアップ。無駄がなくなります。
シンク下の収納に、引き出し式収納ケースはあまりおすすめしません。なぜなら扉を開けて、引き出しを開くという2段階の作業をしなければならないからです。洗剤は洗剤、掃除道具は掃除道具のように、同じ種類でまとめておくと分かりやすいですよ。ラベルを貼ってもいいですね。
② キッチンのシンクやコンロまわりにはウエスを常備
シンクの掃除には、ウエスがおすすめです。
ウエスは、着古したTシャツや使い古しのふきんなど綿素材のものをカットして使うとよいでしょう。
キッチンで1番汚れやすいコンロまわりは、シンクまわりと同様、汚れたらすぐに拭き取るのがポイントです。コンロまわりも、ウエスを用意。ウエスなら、コンロまわりの拭き掃除だけでなく、フライパンや鍋のこびりつきも拭き取れるので便利です。
シンクもコンロも、すぐに拭き取るためには、すぐに取り出せる場所に置くのがポイント。いちいち扉や引き出しを開けなければならないと、お掃除が後回しになってしまいます。ですから、ウエスは見える位置にあるのがベスト。
そして、ウエスの収納には、フタのない小さな収納ボックスか、フタ付きでも開閉のいらないタイプの収納ボックスがおすすめです。悪目立ちしない色で、小ぶりの収納ボックスを用意しましょう。収納ボックス自体が汚れやすいので、簡単に水洗いできる素材を選ぶようにしてくださいね。
【お風呂】掃除道具は吊るす収納がおすすめ
お風呂の掃除道具は、お風呂場に置いておくと掃除しやすくなります。とはいっても、お風呂はもっともカビやぬめりが気になる場所。風呂床に直接置くのは避けたいですね。そこでおすすめしたいのが吊るす収納です。
100均の吸盤フックやマグネットフックを使って、1つ1つ吊るしていくのがポイント。
お風呂の壁はマグネットが使用できる場合が多いので、マグネットバーを活用するのもありですね。
下記の掃除道具を吊るしてみてください。
- 洗剤
- スポンジ
- (洗剤のいらない)お風呂ブラシ
- スクイージー
これらを吊るすと、乾くのも早くなります。
ステンレスのカゴにまとめて、S字フックに引っ掛けて吊るす方法もありますよ。
週に1度、月に1度程度使う洗剤類や掃除道具は、洗面台下に収納しておくのがおすすめです。
【洗面所】収納は洗面台の下を有効活用
洗面所の掃除道具は、やはり洗面台の下のスペースに収納するのが1番使いやすいでしょう。ファイルボックスや収納ケースを置いて、洗剤・掃除グッズに分けて収納すると、取り出すときに簡単です。
派手なパッケージの洗剤類は、お揃いの容器に詰め替えてみませんか?見た目がスッキリして、統一感が出てきます。ただし、こまめな掃除を心がけるなら、洗面台のすぐ近くにメラミンスポンジとウエスを入れた収納ケースを置いておくのがおすすめです。
目の前にあれば、後回しにすることがなくなるでしょう。
歯磨きするときのタイミングに「ながら掃除」を習慣づけすると楽になります。
【トイレ】掃除道具の収納は突っ張り棒でひと工夫
トイレの掃除道具はなるべく見えないようにしたいところ。
やはり収納するなら、トイレ内にある収納棚がよいでしょう。できれば頭上の棚でなく、足元の棚に収納したほうがすぐに掃除ができます。
- 流せるお掃除シート
- 流せるトイレブラシのセット、または普通のブラシ
- トイレ用洗剤
- メラミンスポンジ
- ゴム手袋または使い捨てビニール手袋
- 雑巾
上記のような掃除道具は同じ場所にまとめて収納してください。
ゴム手袋や雑巾は、100均の突っ張り棒に引っ掛けるのがおすすめ。掃除後に乾かす手間が省けて、湿ったまましまっても気になりません。
2.水まわりの掃除道具収納に便利なアイテム
水まわりの掃除道具の収納には、どんな収納グッズがいいと思いますか?
大切なのは、やはり濡れても問題のない素材であること。ポリプロピレンやアクリル素材の収納グッズがおすすめです。カゴにまとめるとおしゃれでいいですが、埃が溜まりやすいので注意したいですね。それでは、掃除道具の収納に適したグッズを3種類ご紹介します。
- 無印良品のポリプロピレン収納キャリーボックス
- 100均のプルアウトボックス
- 無印良品やニトリのファイルボックス
① 無印良品のポリプロピレン収納キャリーボックス
この無印良品の収納キャリーボックスのように、もともと仕切りがあると、ごちゃごちゃしないので、道具の整理がラク。取手がついているので持ち運びにも便利です。
② 100均のプルアウトボックス
プルアウトボックスは、ダイソー・キャンドゥ・セリアのどこでも購入できます。入れ口が十字になっていて、簡単に取り出しやすいのが利点です。洗面台やすぐに掃除したい場所に使うのに適しています。
③ 無印良品やニトリのファイルボックス
ファイルボックスという名称ですが、書類だけでなく、洗剤や掃除道具の収納にも使えます。スタンダードサイズは、スプレータイプの洗剤の大きさにぴったりなので、スッキリとして見えます。
ご紹介した収納グッズ以外にも、まだおすすめはあります。
ダイソーの積み重ねボックス、無印良品のポリプロピレン整理ボックスやメイクボックスなどは、サイズのバリエーションが豊富で使いやすいですよ。
3.掃除道具を機能的に収納するコツはたった2つ!
掃除道具の収納で大切なのは2つだけです。
以下の2つを心がけておけば、スッキリかつ機能的に収納できるでしょう。
- 見える場所に置くときは、目立たない収納グッズを使う
- 同じ用途の掃除道具は1つにまとめる
掃除道具の出し入れが簡単であることは、もっとも重要です。
あちこちから道具や洗剤を探してくる必要がなくなれば、すぐに掃除しよう!という気持ちになれますね。
4.水まわりの掃除道具収納を見直してお掃除ラクラク
では、水まわりの掃除道具の収納のポイントをおさらいしていきます。
おさえておきたいのは以下の3つです。
- 使いたい場所の近くに収納するのが鉄則
- あえて置きっぱなし、よく使うモノは目の前に!
- 目立たない収納グッズに入れて存在感を消す
掃除は後回しにするよりも、こまめに掃除したほうがあとあと楽になりますよね。収納を工夫すれば、掃除のハードルが下がります。この記事を参考にして、水まわりの掃除道具の収納を見直してみませんか?収納しだいで、すぐに掃除する習慣づけができるようになるでしょう。