Clean up
2019/8/22

賃貸物件の引越し退去時に印象を良くするお掃除のポイント

引越しは、荷造りや新居の準備に忙しいですが、退去するお部屋・旧居のお掃除もやっておきたいところ。
今回は、テレビ番組で紹介した、引越しの退去時に簡単にできるお掃除の技をピックアップしてご紹介します!

----- こちらの番組で放送されました -----
番組名: ソレダメ!3時間スペシャル
放送局:テレビ東京系列 ※同時放送:テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・九州放送
放送日:2019 年 8 月 21 日(水)
内 容:ソレマル技で「むつみ荘」を大掃除!
ハウスクリーニングのプロ「おそうじ本舗」と住宅リニューアルのプロ「マイスターコーティン
グ」が退去後のお部屋を、身近に手に入る道具だけでキレイにします。

目次

退去時にお掃除した方がいい理由

引越には、新居の敷金や礼金など契約にかかる費用、引っ越し料金など何かと費用がかさみますよね。旧居のお掃除は、賃貸契約の内容等にもよりますが、クリーニングの料金がかかったり、状態がひどいと原状回復で追加の請求が発生する費用がかかったりする場合もあり、できるだけ余計な出費は押さえたいところ。

気持ちよく新生活をスタートするためにも、最低限のお掃除をして引き渡すことをおススメします。

場所別お掃除のポイント

ここからは、特に汚れが目立つ場所のお掃除方法を紹介していきます。

トイレの黒ずみ

トイレの便器にできる、黒い汚れ。これは、尿の成分が反応してできる黄ばみの汚れ(尿石)に、水垢やカビが発生したことで黒い汚れとして現れます。“尿石”と名前がついている通り、石のように固い汚れなので、トイレブラシで軽く擦っただけでは落ちにくい汚れです。

このような、尿石や水垢の汚れを落とすには、酸性タイプの洗剤が効果的です。溜まりにたまったガンコな汚れには、プロはもうひとテクニックを使って、力を使わず簡単に落とします。プロはもちろん業務用の掃除用品や洗剤を使いますが、ここではご家庭にあるものを代用してご紹介していきます。

使うものはたったこれだけ!やり方もとっても簡単です。

<用意するもの>
・割り箸 (捨てる前のもので OK!)
・トイレ用酸性洗剤
※お掃除の際は、ゴム手袋を使用してください。

<お掃除の手順>
(1)割り箸で「汚れにキズ」を入れる

割り箸で、便器の黒ずみがあるところをカリカリと擦っていきます。
黒ずみの表面を全体的に擦って汚れにキズを入れます。

(2)酸性洗剤をかける

黒ずみに酸性洗剤をかけていきます。
(1)で汚れにキズを入れているため、洗剤が汚れに反応しやすくなります。

(3)トイレブラシで擦って流す

黒ずみの輪に対して垂直に、トイレブラシで擦っていきます。
あとは水を流すだけ。


ぴかーん!

よく見るとまだ少し汚れは残っていますが、かなり落ちました。汚れが強い場合は、トイレットペーパーを輪ジミにあてて洗剤をつけてつけ置きする、湿布方法をあわせて試してみてください。

キッチンシンクの水垢・白っぽい汚れ

キッチンのシンクは白い汚れが目立つところ。汚れの正体は、主に「水垢」と「石鹸カス」です。石鹸カスは、歯磨き粉に含まれる研磨剤と食器洗いスポンジの硬い面を使って擦り洗いします。

水垢には酸性洗剤を使いたいところですが、キッチン用の酸性洗剤はあまり市販されていません。でも大丈夫!レモンを代用します。

酸性洗剤の代用品として、レモン、クエン酸、お酢などがありますが、その中でレモンは酸性の強さはトップクラス。料理やハイボールなどでレモンを使ったときに、ついでお掃除するといいですね。

<用意するもの>
・レモン(使用後のものや切れ端で OK!)
・歯磨き粉
・スポンジ

<お掃除の手順>
(1)レモンをシンク全体に塗り付ける

レモンの果肉の部分を使って、シンク全体に塗り付けていきます。

(2)歯磨き粉とスポンジで、ヘアラインにそって擦る

食器洗い用スポンジの硬い面に、歯磨き粉をつけます。


シンクのお掃除で、ぐるぐると円を描いて磨いていませんか?シンクには「ヘアライン」と呼ばれる「目の向き」があります。これに逆らって、擦るとキズが目立ってしまうため注意が必要です。写真の矢印の方向にあわせて擦ります。

(3)水を流して乾拭き

全体を磨いたら、水ですすいでいきます。
最後に、乾いたタオルで水分を拭きとって完了です。


ぴかーん!

水垢が残っている場合は、レモンをつけたあとにラップをはってしばらくつけ置きして、再度(2)(3)をやってみてください。

ガスコンロの頑固な汚れ

油汚れやコゲで汚れやすいガスコンロ。台の部分を拭く前に、五徳や受け皿など、取り外せるパーツは外しましょう。汚れの見落としがなくなります。外したパーツはまとめてつけ置きすると効率よくお掃除ができますよ!

<用意するもの>
・ゴミ袋2枚
・タオル
・過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤の粉末タイプ)
・プラスチックカードかプラスチック定規
・スポンジ

<お掃除の手順>
(1)外した五徳や受け皿などをゴミ袋に入れる

まずシンクを傷つけないように、タオルを敷いておきます。


ゴミ袋が破れないように2枚使用します。
袋2枚を二重にし、中に五徳など外したパーツを入れます。

(2)過炭酸ナトリウム、お湯を入れる

過炭酸ナトリウムを100g程度入れ、40~50℃のお湯を注ぎます。


お湯の温度40~50℃というのは、過炭酸ナトリウムの反応が高くなる温度。給湯器で温度設定すると分かりやすいです。

(3)つけ置きする

できるだけ中の空気を抜いて、しっかりと袋を縛ります。
10~15分ほどつけ置きします。


過炭酸ナトリウムが反応し始めると、プクプク泡が出てきます。

(4)取り出して擦る

袋から五徳を取り出し、残った汚れはスポンジで擦ります。焦げなど固い汚れは、プラスチックカード(いらなくなったポイントカード)を使って、汚れを削り取ります。

(5)水洗いし乾拭きする

キレイに水ですすいで、乾いたタオルで拭いたら完了!

窓サッシのコケ・固くなった汚れ

ベランダやお部屋のサッシにコケや固くなった汚れはありませんか?

サッシにコケは意外かもしれませんが、北向きで結露の多いお部屋、庭がある窓など、湿気が多い環境の窓のサッシにコケが生えていることがあります。今回ご紹介するお掃除方法は、コケ以外にもタオルで拭いて取れないしつこい汚れにも試してみてください。

<用意するもの>
・過炭酸ナトリウム
・サッシ用ブラシ
・タオル

<お掃除の手順>
(1)過炭酸ナトリウムを振りかける

サッシの汚れている部分に、過炭酸ナトリウムをまんべんなく振りかけます。

(2)お湯を注ぐ

40~50℃のお湯を過炭酸ナトリウムの上に注ぎます。
汚れが柔らかくなるように、数分おきます。

(3)ブラシで擦り、タオルで拭き取る

汚れがゆるんだら、ブラシで擦っていきます。力は入れずに、毛先がサッシや角に当たるようにブラッシングします。全体を擦ったら、乾いたタオルでキレイに拭き取ります。


すっきり!

ブラシは古歯ブラシでも構いませんが、隙間のお掃除や排水口など1本このようなツインブラシがあるととっても便利です!毛の量も長さもあって、ひとかきの威力は歯ブラシと大違いです。当たり前ですが…。100 均やホームセンターでも簡単に手に入るので、お掃除におすすめの道具です。

畳の汚れ・へこみ・ダニ

汚れとは違いますが、家具などでできた畳のへこみ、気になりますよね。
浅めのへこみであれば、スチームアイロンで戻ります。また、テレビ番組ではスチームアイロンを使った畳の「ダニ対策」としてご紹介しましたので少し触れたいと思います。

<用意するもの>
・スチームアイロン
・タオル
・掃除機

<お掃除の手順>
(1)タオルを畳にあてスチームアイロンをかける

畳を焦がさないように、畳にタオルをあてスチームアイロンをかけます。
タオルはお湯で濡らして固く絞ったものを使います。

へこみを戻すには、これで完了!

軽い汚れやダニ対策は、畳全体に(1)を行った後に、次の(2)(3)を行います。

(2)乾いたタオルで拭き掃除
水分が残っているとカビの原因になるため、乾いたタオルで拭き掃除します。

(3)掃除機がけをする
スチームアイロンでダニは退治されていますが、死骸が残っています。畳の目に沿って掃除機掛けをして完了です。

まとめ

お引越しには、役所の手続き、荷物の梱包や、また出して整理したり、手間や時間がかかることがたくさん。お掃除まで時間がとれない!また汚れが頑固、広範囲でどうにもならない!という場合は、プロに頼むのも一つの手です。お引越し用やパッケージサービスがあるので、自分ができる範囲と人に頼む範囲を見極めてお引越しできるといいですね。

新居での生活をスムーズに快適なスタートが切れるように、今回のお掃除方法や便利サービスを活用してみてください!

関連情報

入退居に伴うお掃除はプロにお任せ! 

キッチンや換気扇のしつこい油汚れ、お風呂の水垢やカビなど、毎日の生活で蓄積した汚れをプロの技でピカピカにします。

●関連サービス
⇒ おそうじ本舗「引っ越し前・後まるごとクリーニング」

記事監修

1412店舗※を展開するハウスクリーニングのプロ「おそうじ本舗」や、全国235店舗※を展開するハウスコーティングのプロ「マイスターコーティング」の技術責任者たちが担当。

 

アメリカ・イギリス・中国など世界中の汚れと戦った経験、お掃除のプロを育てるトレーナーを長く務めた経験や、お客様へサービス提供して得られた声を生かしたサービスや商品の開発・改良に取り組む。

※2019年5月現在