Clean up
2020/7/10

電解水とは?メリット・デメリット、家庭用と業務用の違いまで分かりやすく徹底解説(図解あり)

毎日のお掃除のほか「除菌」の用途でも注目されるようになった「アルカリ電解水」。

なぜいま洗剤ではなくアルカリ電解水が良いとされるのか、電解水とはそもそも何?という点から解説していきます。

目次

電解水とは?

電解水って何?

水に科学的な処理をして水にはない機能をつけた水で、その代表的なものが電気分解をして作られる「電解水」です。電解水は、その有用性に関して科学的根拠があるもので、環境やひとにやさしいのが特徴です。

電解水の種類

電解水の種類は「アルカリ電解水」と「酸性電解水」の2つに分類されます。

電解槽の中の水は電気分解することで、マイナスの電極でアルカリ電解水、プラスの電極で酸性電解水が生成されます。

ただの水だけでは電気が通らないので、塩※などを使用して電気分解を促します。
※生成する電解水の種類やメーカーによって使用するものは異なります。

水の分子H2Oを電気分解すると、マイナス極の槽ではプラスイオンのH⁺を水分子から引きはがして、水の中にH⁺よりもOH⁻が多く存在する水が出来上がります。これがアルカリ電解水です。

反対に、プラス極の槽では水分子からマイナスイオンのO⁻を引きはがして、H⁺が多く存在する水ができるのが酸性電解水です。

酸性電解水

酸性電解水は、主に殺菌の目的で使われています。例えば、食品工場の衛生管理で殺菌処理に使われたり、歯科医院・クリニックで器具の洗浄や、うがいをする水、歯を削る時に出てくる水にも使われていることがあります。商品のほとんどが業務用で使用されており、家庭用としてはほとんど市販されていません。酸性電解水はpH値が安定しにくく長期間の保存がしにくいため、家庭用の洗剤ボトルのような形状ではなく、工場や歯科医院では電解水生成機を導入し、使用する分を機械で生成して使うということが多いようです。

除菌を目的に使われますが、酸性電解水には洗浄力がないため、一時的な除菌はできても対象物に汚れが残っている場合はまた菌が発生しやすいということもいえます。

アルカリ電解水

アルカリ電解水には、「タンパク質や油脂を分解」する特徴があります。そのためお掃除の用途として、業務用アルカリ電解水や、一般家庭用商品もスーパーやドラッグストア、100円ショップなど、広く流通したくさんの商品が販売されています。

電解水の生成器で作られたアルカリ電解水には、OH⁻をよくみると、水の分子の時には両手にH+を持っていましたが、OH⁻は片手が空いて焦っていますね。この片手が空いた不安定なOH⁻は元の水の状態に戻ろうとして、陽イオン(+)を帯びた物質を探しています。

油汚れなど酸性の汚れは陽イオン(+)を帯びているので、OH-は空いた片手で汚れと手をつないで安定を取り戻します。これが、アルカリ電解水が汚れを浮かせて分解するメカニズムです。

洗剤成分が残らないことから、すすぎや水拭きの必要がなく、失敗もしにくく一般家庭のお掃除でも扱いやすいため人気のある洗浄剤のひとつです。

特に便利なのが、一般家庭でお掃除が必要な汚れのほとんどは、このアルカリ電解水でお掃除ができるということ。次の図は、身近な汚れの例とそれに対する効果的な洗剤をあらわしたものです。

効果的に汚れを取り除くには、汚れに対してどんな洗剤が効くかを知っておくと簡単で便利です。

ホコリやちょっとした汚れは掃いたり拭けば簡単にお掃除ができますが、一般家庭のお掃除で困りごとが多いのは、油汚れや水垢など洗剤をかけても何度拭いても落ちない頑固な汚れ。

表を全部覚えるのは大変なので、一般家庭でいえば種類の少ない「水垢・トイレの黄ばみ黒ずみには、酸(レモンなど)が効く」と覚えておけば簡単です。それ以外の頑固な汚れはアルカリ性の洗剤を使えばお掃除がラクです。

世の中には様々な種類の洗剤が販売されています。用途にあわせてたくさんそろえるのも一つの手ですが、表からもわかるように、アルカリ電解水の汎用性は注目すべきポイントです。

「水垢や尿石以外のしつこい汚れは、アルカリ電解水」という簡単な図式でお掃除すれば、家に置いておく洗剤の種類も少なくでき、洗剤ごとにそれぞれの詰め替えを常備しておかなければならないということも不要になります。

電解水家庭用と業務用の違いって?

アルカリ電解水で家庭用と業務用の一番の違いはpH値です。pH値が高ければ高いほど、汚れの洗浄力が変わります。

しかも、アルカリ電解水の場合、pH値と洗浄力の関係は直線ではなく、曲線を描き、pH値が1や、小数点が変わるだけで劇的に洗浄力が変わります。


※当社調べ

 

電解水の家庭用は?

pH値

市販されているものは、pH値が11~12.5程度のものがあります。この程度のpH値であれば、比較的簡単に薬品や化学品などを添加し安価で生成できるので、100円ショップでもアルカリ電解水を購入することができます。

ただ、性質としては

この不安定な状態なので、例えば1年経ったらpH値が下がって中性になり、久しぶりに使ったら汚れが落ちない!というケースもあります。安く手に入るのはメリットですが、pH値の安定を維持する加工がされていない、または検証されていない商品は多くあります。

家庭用電解水のおすすめ

軽い汚れからしつこい油汚れまで幅広く使いたい場合は、業務用の高性能な商品がおすすめです。

おそうじ本舗で販売している強力電解水クリーナーはpH値の経時変化テストで長期間12.5~12.7を維持することが確認された商品です。

pH値12.5以上を維持することは、洗浄力に加え、除菌の効果が期待できるため意外と重要なポイントです。

電解水業務用は?

pH値

業務用、または業務用水準で販売しているアルカリ電解水はpH値が高く、12.6~13以上のものがあります。

pH値を上げるために、薬品や化学品等と混合や添加をしていることが多いようです。または危険な水酸化ナトリウムや苛性ソーダなどを混ぜると高いpH値のアルカリ電解水が生成できます。

業務用電解水のおすすめ

pH値が高い分、生成方法によってはアルカリ成分が残留したり、不純物が多くなる商品もあります。

おそうじ本舗が販売する強力電解水クリーナーは、水酸化ナトリウム、苛性ソーダ0%で危険な化学品は入っていません。特殊な方法によって手間暇と磨きをかけて生成しているため、危険な化学品を使わずともpH値を引き上げ、またpH値を維持できる商品の開発に成功しました。

また、元となる水は単なる水ではなく、水垢の原因にもなるシリカやナトリウムを除いた「純水」を使用して生成しているため、水垢・ウロコ汚れの心配がいらない商品です。それほど磨きに磨いたのが、おそうじ本舗の強力電解水クリーナーです。

電解水でおそうじするのに効果を発揮する場所

フローリング

フローリングは、主に次のような汚れがついています。

  • ホコリ
  • 足の裏の皮脂汚れ
  • 汚れから発生した菌
  • カビの胞子やカビ
  • 食べ物・飲み物の汚れ
  • 調理時に発生した油汚れの飛散
  • 髪の毛、繊維くず
  • 砂埃
  • ペットの毛  など

フローリングを効率的にお掃除するには、ホコリなど乾いた汚れをドライワイパーや掃除機で取り除いてから行います。

<フローリング掃除の方法>

タオルにアルカリ電解水をスプレーする

汚れを拭き取る

これで終わり!洗剤成分が残らないので、二度拭き、水拭きは不要です。

日常的に除菌をしたい場合は、いつものお掃除の後に、アルカリ電解水(pH12.5以上のもの)でフローリング全体を拭き掃除するとよいでしょう。

<フローリング除菌の方法>

ドライシートまたは布巾をフロアワイパーに取り付け、アルカリ電解水をスプレーする

フローリングを拭く

ただし、フローリングの中でも「無垢材」は、変色する恐れがあるためアルカリ電解水は使用できません。

カビ

アルカリ電解水は、タンパク質や油脂などの汚れを取り除く力は高いのですが、カビを死滅させたり抑制する効果はありません。カビは塩素系の洗剤が有効です。

ただ、カビはタンパク質や油脂含め、様々な汚れを栄養にして発生・繁殖していきます。カビの栄養源となる、汚れを取り除くという点においては、アルカリ電解水は有効です。

机やダイニングテーブルの毎日のお掃除にもアルカリ電解水は便利です。

机は、手垢、食べこぼした食品・飲み物、ホコリなどで汚れています。

使い方は簡単で、机にアルカリ電解水をスプレーしてお掃除クロスで拭き取るだけ。洗剤成分も残らないので、二度拭き不要で時短になります。

特に最近は、在宅勤務やリモートワークで、ダイニングテーブルや、自室の机で仕事をする機会が増えているので、毎日キレイにしておきたい場所のひとつ。

手がふれて除菌も気になる場所だからこそ、汚れの除去以外に除菌掃除としてもアルカリ電解水はオススメです。

油汚れ

アルカリ電解水は、タンパク質や油脂を分解する働きがあるため油汚れのお掃除にぴったり。油汚れが気になる場所に、アルカリ電解水をスプレーして拭き取ります。

ガスコンロやキッチンの壁

電子レンジ

油汚れをより簡単に落とすコツは、温かい状態で取り除くこと。

ガスコンロやIHについた油汚れをお掃除するときも、料理が終わったあと※温かいうちにアルカリ電解水をスプレーして拭き取ると効率的に汚れが落とせます。※やけどしない程度の温かい状態

すでに冷えてしまった場合は、温度を加えると落ちやすくなります。

お掃除のプロ、「おそうじ本舗」の場合は、専用の機材と洗剤を使っていますが、ご家庭にあるもので応用することもできます。

・お湯を使う

頑固な油汚れの場合は、五徳など外せるパーツを袋に入れアルカリ電解水をスプレーしたものにお湯を加えてつけ置きします。

・ヘアドライヤーの温風

キッチンの壁やカウンターテーブルなど、取り外してお湯でつけ置きできない場所は、アルカリ電解水をかけた上にラップをはり、その上からヘアドライヤーの温風をあてることで、油汚れに温度を加えることができます。

壁にアルカリ電解水をスプレーすると液がたれてしまうので、最初にキッチンペーパーを壁にあてアルカリ電解水をスプレーしてラップをはるとよいでしょう。

エアコン

お家で定期的にしておくとよいエアコンのお掃除は、フィルターです。

寝室や子ども部屋についているエアコンは、ホコリ汚れが多いためフィルターのお掃除は掃除機で吸い取るか、水洗いで十分キレイになります。

ダイニングやリビングについたエアコンはどうでしょう?

最近の住宅は対面式キッチンが人気で、リビングやダイニングと同じ空間内にキッチンが設置されている住宅が多くみられます。そんなダイニング、リビングについているエアコンは、それだけ広い空間の温度を調整するパワーが必要なので大きく、また性能が高いエアコンが選ばれています。

そのようなエアコンには、ホコリ以外にも油汚れがついている可能性が高く、水洗いだけでは落ちにくい、べたついた汚れがついています。そんな汚れにもアルカリ電解水が活躍します。

<エアコンフィルターのお掃除方法>

フィルターの内側からシャワーで流す

アルカリ電解水をかけて5~10分置く

ブラシなどでやさしく洗う

水ですすぎ、タオルドライか日陰干しでしっかり乾かしてからもとに戻す

電解水のメリット・デメリットについて

電解水のメリット

これまでの内容を簡単にまとめると、アルカリ電解水のメリットは次の通りです。

  • 使える場所、対象の汚れが幅広い
  • 二度拭き不要
  • 洗剤成分が残らないため、ひとや環境にやさしい
  • 低刺激・無臭
  • 除菌ができる(pH12.5以上を維持する商品のみ)

毎日使いの掃除グッズとして、アルカリ電解水は万能で使いやすいアイテムなので、お家に1本置いておくと便利です。

電解水のデメリット

万能で使いやすいアルカリ電解水にもデメリットがあります。

  • 水が使えない場所には使えない
  • アルミ・無垢材に使用できない
  • 泡立たない

アルミ素材や無垢材にアルカリ電解水を使うと、変色するおそれがあります。

ご家庭にあるもので代表的なアルミ製品といえば、アルミの鍋。無垢材は、和室の窓枠に使われていることが多いので、窓掃除の際にアルカリ電解水を使う場合は、枠につかないように注意が必要です。

また、お風呂の洗剤のように泡立ちがないため、「お掃除した感」が得られにくいかもしれません。反対に、泡が立たないのですすぎがラクということもいえます。

カーペットやラグをお掃除する際、泡立つ洗剤を使うと何度も水ですすぎが必要ですが、アルカリ電解水を使えば乾いたタオルで拭き取るだけ、あとは自然乾燥させれば完了。お掃除したあとの手間をトータルでみるとやはりアルカリ電解水は強いです。

色々あるけど結局何がおすすめか

これまで紹介してきたように、アルカリ電解水は様々な商品が販売されています。

安いだけで選ぶと、思ったような効果が得られません。簡単な汚れからしつこい汚れ、日常の除菌掃除など幅広い用途をカバーするオススメのアルカリ電解水は、「強力電解水クリーナー」です。

強力電解水クリーナー

ハウスクリーニングのプロ「おそうじ本舗」がプロの現場で使っている「強力電解水クリーナー」がオススメです。濃度は家庭用に調整していますが、市販のアルカリ電解水よりも洗浄力は強力です。

強力電解水クリーナーの大きな特長は次の4つです。

  • お掃除のプロが使っている
  • 洗浄力が高い
  • ウイルス・菌の除去ができる(様々なウイルス・菌に対する試験データで証明された商品)
  • pH12.5以上を長期間維持できるから洗浄力・除菌効果を長く期待できる(経時変化試験済み)

※全てのウイルス・菌を除去するものではありません
※試験データの一部

これらの特徴があるからこそ、くらしスタイル研究所のオンラインストアでも1番人気の商品がこの「強力電解水クリーナー」です。※2020年7月現在

新定番のお掃除グッズとして、強力電解水クリーナーを試してみてください。
きっと、くらしの役に立ちます。

記事監修
くらしスタイル研究員
商品開発担当

おそうじ本舗やマイスターコーティングと連携し新サービスや新商品の開発に取り組む。
プロの品質をお客様へ提供することをモットーに日々研究に奮闘。