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2013年02月22日
いよいよ本格的な引越しシーズンを迎えます。気持ちも新たに清々しい新居に移動できる引越しは心待ちのイベントですが、その引越しとなると慌ただしく、何かと出費もかさんでしまいます。そこで、忘れてはいけないのが退去時の部屋掃除。退去時の部屋の汚れ具合によっては、敷金からの大きなマイナス対象となってしまうこともあります。
退去した後に掃除に戻るのは移動時間もかかり大変なので、できれば完全に引越す前にキレイにしておきたいですよね。そこで、ハウスクリーニングのプロの視点から特に注意すべき箇所と掃除方法をご紹介いたします。
シンクまわりや換気扇などの気になる部分の汚れはなるべく取っておきましょう。
天井、排水口など目につく部分は、もれなくお掃除しましょう!
便座、便器の細かいホコリもしっかり除去しましょう!
シンクは白いもやもやで汚れている場合がありますが、お酢やクエン酸の希釈液を使用してスポンジ等で洗浄することで、キレイになります。シンクまわり、特に蛇口まわりはピカピカにすることで全体がキレイに感じられますので、化学繊維の古着の切れ端などで擦ってピカピカにしましょう。
シンクは分解クリーニングまでは難しいですが、表面の油などは重曹水や市販の洗剤を使用しお掃除をしておくと、キレイな印象になります。
また、換気扇はフィルターを外し、食器用の中性洗剤とスポンジで擦って油汚れをある程度除去し、フード全体を雑巾で拭きます。両面テープで張り付けたタオル掛けや、キッチンの戸棚に敷いたマット類もキレイに外して処分しておきましょう。
その他にも、棚の中に調味料など物を残しておくと、処分のために料金が発生しますので、きちんと事前に処分しましょう。
落ちにくいカビは、カビ洗剤をかけた上にラップで湿布して浸け置きしてから除去します。排水口は、髪の毛が付いているだけで汚く感じますので、しっかり取り除きましょう。
また、浴室は天井までキレイかどうかチェックされる場合が多いです。換気扇カバーは外せるなら外し、住宅用洗剤で洗います。さらに、蛇口等の金属部分をピカピカに光らせると全体がキレイに見えます。
便座裏側の汚れは、見逃しがちです。便座がボタンやレバーで簡単に外れるタイプの場合は、外してお掃除します。
一方、手の入らない細かい部分は古歯ブラシでホコリを掻き出して取り除きます。仕上げの際は、濡れた雑巾で拭いた後を乾いた雑巾で拭き上げれば、水滴の跡も残らずキレイに仕上がります。
また、便器の中はクエン酸水をスプレーして(お酢でも可)スポンジで擦って水を流します。なお、汚れが頑固な場合は、トイレットペーパーをあて、湿布するように上からスプレーしてしばらく浸け置きすれば、落としやすくなります。
その他、トイレットペーパーホルダーやタンクの蛇口等の金属部分をピカピカに光らせると、全体がキレイに見えます。