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外壁のお掃除

外壁の高圧洗浄は要注意!?デメリットと外壁を傷つけない洗浄方法を解説

新築のように蘇る外壁手洗い洗浄
新築のように蘇る外壁手洗い洗浄

家を建ててから数年が経ち、外壁の汚れが気になり始めていませんか?
家庭用の高圧洗浄機で手軽に外壁を洗いたいと考える方も多いと思います。

高圧洗浄機は水圧で汚れを落とせる便利な道具ですが、外壁の種類や状態によっては適していない場合があります。
汚れを落とすどころか、逆に外壁にダメージを与えてしまう危険性も少なくありません。
この記事では、高圧洗浄のデメリットや注意点に加え、外壁を傷めずにキレイにできる洗浄方法について詳しく解説します。
大切な家を守るために、ぜひ参考にしてください。

外壁の高圧洗浄は要注意!?デメリットと外壁を傷つけない洗浄方法を解説

自宅の外壁は高圧洗浄できる?

自宅の外壁は高圧洗浄できる?

黒ずみや雨だれなど、自宅の外壁の汚れが目立つようになると、家庭用の高圧洗浄機でキレイにしたいと考えることもあるでしょう。高圧洗浄機は手作業では落としにくい頑固な汚れも落とせる便利な道具ですが、正しく使わなければ外壁を傷めてしまう可能性があるため、注意が必要です。

外壁の素材のなかには、高圧洗浄に適していないものもあります。また、塗装が劣化している部分に高圧の水を当てると、塗装が剥がれてしまうリスクも。

高圧洗浄機を使って外壁を掃除する際は、事前に自宅の外壁に使われている素材を確認することが大切です。

自宅の外壁の種類を確認する

自宅の外壁の種類を確認する

戸建て住宅の外壁に使用されている素材には、大きく分けてサイディング・モルタル・ALC・タイルの4種類があります。

ここでは、それぞれの素材の特徴を詳しく解説します。

サイディング

現在、新築住宅で最も広く使用されており、全体の7割以上のシェアを占めるとされているのがサイディングです。工場で製造されたパネル型の外壁材を木造の骨組みに取り付け、隙間をシーリング材で埋めています。サイディング外壁は施工が容易で工期が短いため、外壁材のなかでもコストが安いというメリットがあります。また、デザインの幅が広く、機能性が高いのもサイディングの特徴です。

サイディングには、窯業タイプと金属タイプの2種類があります。
窯業系サイディングは、セメントや木材を成形し、高温の窯で焼き上げたあとに着色したパネルです。一方、金属系サイディングはガルバリウム鋼板などの金属素材を使用し、外壁用に加工・着色したものです。

サイディングは、外壁材のなかでは最も安価でコストパフォーマンスに優れていますが、シーリング部分の劣化には気をつけなくてはなりません。シーリングが劣化すると隙間から雨水が浸入するおそれがあるため、10~15年に一度はメンテナンスや塗装の塗替えが必要です。また、外壁材自体の寿命も、20年程度とされています。

モルタル

モルタル外壁は、セメント・砂・水を混ぜ合わせた素材を木造住宅の壁に塗り、その上から塗装を施して仕上げたものです。20年ほど前までは、モルタルが住宅外壁の主流でした。サイディングのように継ぎ目を埋めるシーリングが必要ないため、見た目に美しく質感もよいのが特徴です。

モルタル外壁にはさまざまな仕上げ方があり、デザイン性にも優れています。細かい凹凸模様をつけるリシン仕上げやスタッコ仕上げのほか、ジョリパットとも呼ばれる、コテを使って熟練の職人が手作業で模様を作る左官仕上げなど多彩なバリエーションが魅力です。

住まいに個性的な表情を与えられるモルタルですが、サイディングと比較すると施工費用が高いというデメリットがあります。またザラザラした表面は吸水性が高く、北側など日当たりの悪い面はカビやコケが発生しやすいうえに、凹凸に汚れもたまっていきます。加えて、ひび割れが生じやすい素材のため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。

ALC

ALCは軽量気泡コンクリートの略称で、代表的な使用例としてヘーベルハウスなどがあげられます。コンクリートを発泡させて気泡を含んだ状態で凝固させてから切断し、高温・高圧の蒸気で硬化させたものがALCパネルです。軽量でありながら耐火性・防音性・耐久性に優れており、耐用年数もサイディングの約2倍といわれています。

多くのメリットがあるALCですが、ほかの壁材よりも費用が高くなる傾向があります。さらに、塗装の際には通常の塗料ではなく、防水性の高い特殊な塗料を選ぶ必要があるため、塗り替え時の費用も高めです。

タイル

タイル外壁の魅力は、高級感のある見た目と耐久性の高さにあります。吸水率が低く、ほかの外壁材と比べて汚れが付きにくいため、美観を長くキープしやすいのもタイルの特徴です。

一方で、コスト面での負担が大きいというデメリットもあります。タイルの種類にもよりますが、一般的な塗装仕上げと比べて2倍以上の施工費用がかかるといわれており、予算の都合で選択肢から外されることも多いようです。

また、耐久性が高く汚れにくいとはいえ、メンテナンスが不要というわけではありません。年月の経過とともにコケや藻、排気ガスなどの汚れが付着するほか、経年劣化によりタイルの浮きや剥がれが発生する可能性もあります。タイル外壁を長持ちさせるためには、定期的な洗浄やメンテナンスが必要です。

サイディングは高圧洗浄できない

サイディングは高圧洗浄できない

サイディングを高圧洗浄機で洗浄すると、外壁の素材を傷めてしまいます。強い水圧によって塗膜が剥がれ、汚れが付きやすくなることもあります。

サイディングの洗浄に高圧洗浄機を使わないように注意喚起しているメーカーも多く、適切なメンテナンス方法を選ぶことが重要です。

ここでは、サイディングの洗浄で高圧洗浄機を避けるべき理由について解説します。

塗膜が剥がれる

サイディング外壁の表面は保護用の塗膜で覆われています。この塗膜があることで、外壁は汚れや紫外線から守られています。しかし、高圧洗浄機の強い水圧により塗膜が剥がれてしまうと、塗装の保護機能が低下し、汚れが付きやすくなったり色あせが早まったりすることがあります。

シーリング材の劣化が進む

サイディングの継ぎ目にはシーリング材が使用されており、雨水の侵入を防ぐ役割を果たしています。シーリング材は経年劣化によりひび割れや硬化が進みますが、高圧洗浄を行うことでその劣化が早まる可能性があります。

水漏れする

シーリング材が劣化してひびが入っている場合、高圧洗浄によってその隙間から水が建物の内部に浸入するおそれがあります。特に木造住宅では、木材が湿気を含むとシロアリ被害のリスクが高まるため注意が必要です。

外壁の高圧洗浄をする前に知っておきたい!デメリットと注意点

サイディング以外の外壁材でも、高圧洗浄する場合のデメリットは少なくありません。

ここでは、外壁を高圧洗浄する前に知っておくべきデメリットと注意点を解説します。

自分で高圧洗浄する場合

自分で高圧洗浄する場合

家庭用の高圧洗浄機は手軽に扱える便利な道具ですが、自分で外壁を高圧洗浄する際にはいくつかのリスクと注意点を押さえておく必要があります。

ムラになる

家庭用の高圧洗浄機は業務用と比べて水量が少なく、圧力は強くても洗浄力が安定しません。そのため、汚れの落ち方にバラつきが出てしまい、外壁の見た目にムラができる可能性があります。

高い場所の洗浄ができない

一般的に、高圧洗浄機のノズルの長さは長くても50センチ程度です。2階以上の高所には届きません。また、無理に脚立などを使って作業すると、バランスを崩して転倒するなどの危険もあります。高圧洗浄機を使って高所の洗浄をするのは避けるべきでしょう。

外壁塗装がはがれる

外壁の塗装が劣化している場合、高圧洗浄の水圧により塗装自体が剥がれてしまう可能性があります。市販の高圧洗浄機でも、ノズルから噴き出す水には素手では触れないほどの圧力がかかっているため、ひび割れや劣化が進んでいる外壁に使う際には注意が必要です。特にモルタル塗装の住宅や、築10年以上の建物は、洗浄前に外壁の状態をよく確認することが大切です。

専門業者に高圧洗浄を依頼する場合

専門業者に高圧洗浄を依頼する場合

外壁塗装業者は、塗装作業の前に下地を整える目的で高圧洗浄機を使用して洗浄を行います。外壁のクリーニングにおいても同様の方法が用いられることが多く、専門業者ならではの専門的な技術や専用機材による洗浄効果が期待できます。また多数の業者が外壁洗浄サービスを提供しているので、料金やサービス内容を比較して業者を選べるのも専門業者に依頼する場合の大きなメリットです。

しかし、複数のメリットがある一方でデメリットも存在します。
専門業者に高圧洗浄を依頼する場合のデメリットは、以下のとおりです。

費用が高い

専門業者に高圧洗浄を依頼すると、足場を設置するぶん費用が高額になります。例えば、延べ床面積が100㎡程度の一般的な戸建住宅で、4面全ての外壁洗浄を依頼した場合では、2階まで届く足場の設置にかかる費用は数十万円です。さらに洗浄費用が加算されるため、総額で30万円以上の費用が発生します。

時間がかかる

専門業者による高圧洗浄には時間もかかります。足場の設置から洗浄、足場の撤去までに1週間以上かかることも少なくありません。また、天候によっては作業が遅れる場合もあり、雨や強風の影響で工期が延びる可能性があります。

近隣への配慮が必要

足場の設置や高圧洗浄の際には大きな音が発生するため、近隣住民への配慮が求められます。また、洗浄中に汚れた水が隣家や車、庭に飛び散る可能性もあります。作業前には周囲の養生を行うほか、事前に近隣へ連絡しておくことが重要です。

塗装が剥がれるリスクがある

外壁の塗装が劣化していると、高圧洗浄により塗装が剥がれるおそれがあります。事前に外壁の状態をしっかりと確認し、高圧洗浄に耐えられるかどうかを判断することが大切です。

外壁を守りながら汚れを落とす!手洗い洗浄の魅力とは

外壁を守りながら汚れを落とす!手洗い洗浄の魅力とは

頑固な汚れに効果があるものの、リスクやデメリットも多い高圧洗浄に代わる選択肢として注目されているのが「手洗い洗浄」です。手洗い洗浄なら、外壁への負担を抑えながら安全かつ効率的に外壁の汚れを除去できます。

ここでは、手洗い洗浄の魅力と注意すべきポイントについて解説します。

手洗い洗浄の魅力①費用が安い

手洗い洗浄は2階まで届く長いポールの先にブラシを取り付け、低圧の水で洗浄する方法が一般的です。足場を組む必要がないため、足場代としてかかる数十万円の費用が削減できます。外壁4面を洗浄しても10万円程度で済むので、コストを抑えたい方に適しています。

手洗い洗浄の魅力②近隣への影響が少ない

作業中に大きな音が発生せず、水しぶきも少ないため、近隣への影響が最小限に抑えられます。住宅街や隣家との距離が近い環境でも安心して依頼できます。

手洗い洗浄の魅力③1日で終わる

足場を設ける必要がないため、たいていは1日で作業が完了します。外壁の1面だけ依頼することもでき、その場合さらに短時間で作業が終わります。

手洗い洗浄の魅力④外壁を傷めにくい

洗剤とブラシを使ってやさしく汚れを落とすため、高圧洗浄のように強い水圧で外壁の塗装や素材を傷めるリスクが少ないのも手洗い洗浄の特徴です。

手洗い洗浄にもデメリットがある!?業者選びで気をつけたいポイント

手洗い洗浄のデメリットとしては、サービスを提供している業者がまだ少なく、業者により技術力やサービスの品質に差がある点があげられます。また、地域によっては対応可能な業者が見つからない場合もあります。さらに、適切な洗剤や道具の扱いなど、プロとしての専門知識が不足した状態で塗装の下処理の延長線上でサービスを実施している業者も存在するため、業者選びは慎重に行うことが重要です。

外壁を傷めずに汚れを徹底除去!おそうじ本舗が選ばれる理由

外壁を傷めずに汚れを徹底除去!おそうじ本舗が選ばれる理由

「外壁の汚れを落としたいけれど、塗装や素材へのダメージが気になる」という方は多いのではないでしょうか。また、手作業で洗浄して本当に汚れが落ちるのか不安を感じることもあるかもしれません。このようなお悩みを解決するのが、おそうじ本舗の「外壁手洗い洗浄サービス」です。

おそうじ本舗では、外壁の素材や塗装に配慮した特殊な洗浄方法を採用しています。外壁を傷めることなく汚れをしっかりと落とすので、安心して任せられます。

特殊な洗剤とブラシで汚れを徹底除去

おそうじ本舗では、外壁の塗装や素材を傷めにくい専用の洗剤とやわらかいブラシを使い、手作業で丁寧に洗浄を行います。プロの技術で汚れの種類を正確に見極めながら効率的かつ安全に作業を進め、外壁にこびりついた頑固な汚れやコケ、排気ガスによる汚れまで徹底的に取り除きます(※1)。

高圧洗浄機は使わずブラシでやさしくこする程度なので、経年劣化した外壁にも対応可能。仕上がりも美しく、建物本来の美観がよみがえります(※2)。

足場不要で費用と時間を大幅削減

おそうじ本舗の手洗い洗浄では、足場を組みません。地上からの手作業のみで、外壁全体をすっきりキレイに仕上げます。足場の設置にかかる高額な費用を削減し、短時間で作業が完了する点も、おそうじ本舗の手洗い洗浄が選ばれる理由の一つです。通常1日で作業が終わるため、スケジュールの調整がしやすく、忙しい方にもオススメです。

短時間の作業でも、2階部分までしっかりと洗浄します。外壁はもちろん雨どいや窓ガラスまで洗浄するので、家全体の外観が一新され、新築のような輝きを取り戻します。

手洗い洗浄だからこそ安心の仕上がり

高圧洗浄機による洗浄は、強い水圧で塗装を剥がしてしまったり、シーリング材にダメージを与えたりするリスクがあります。特殊なブラシでやさしく洗う手洗い洗浄なら、水圧で外壁に負担がかかる心配はありません。また、作業中の騒音や水しぶきも最小限に抑えられるため、隣家との距離が近い住宅街や集合住宅でも安心して依頼できます(※3)。

足場の設置が不要で、外壁の上から下まで丁寧に洗浄するおそうじ本舗の手洗い洗浄は、短時間で費用を抑えつつ外壁の美しさを取り戻したい方に最適です。

「外壁の汚れが気になる」「外壁洗浄を依頼したいが、劣化の状態が心配」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

外壁へのダメージを抑えながらキレイな外観をよみがえらせる、おそうじ本舗の「外壁手洗い洗浄サービス」を活用して、大切な住まいを美しく保ちましょう。

(※1)汚れの状況により、完全に除去できない場合がございます。
(※2)外壁塗装の劣化が激しい場合は、作業をお断りさせていただく場合があります。
(※3)隣の家との距離が50cm以下の場合は、作業ができない場合があります。

新築のように蘇る外壁手洗い洗浄
新築のように蘇る外壁手洗い洗浄

この記事の監修者

ハウスクリーニング商品開発尾崎 真

おそうじ本舗の商品・サービス開発責任者を務め、国家資格であるハウスクリーニング技能士。 住まいのお掃除のコツや、暮らしに関するテクニックなど、お家で役立つ情報について満足していただける内容の改修を行っています。

おそうじ本舗 自分でできるお掃除術 監修者について