お掃除雑学
アルカリ電解水の除菌力・洗浄力・安全性とウイルスの消毒
身近な除菌剤としてアルコール除菌剤を使っている方も多いですが、最近注目を集めているのが「アルカリ電解水」。除菌力・洗浄力・安全性に優れており、100円ショップでも購入できる便利なアイテムです。
そんなアルカリ電解水の特徴と、より優秀な強力電解水クリーナーについて詳しくご説明いたします。
目 次
アルコールよりアルカリ電解水が優れている点

①強力な除菌力と洗浄力
ウイルスは、脂質を含む薄い膜で覆われている「エンベロープウイルス」と膜がない「ノンエンベロープウイルス」の2つに大きく分けることができます。ウイルスを不活化しやすいかどうかはエンベロープ(膜)の有無で異なり、エンベロープのある方が不活化しやすいと言われています。
※厚生労働省 感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きについて

ウイルスの除菌というとアルコール消毒を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、オススメなのが強力電解水クリーナーです。強力電解水クリーナーの中身は、ハウスクリーニングのおそうじ本舗が実際のサービスで使用している、プロ仕様のアルカリ電解水です。除菌力と活用の幅広さでは、アルコールよりアルカリ電解水が優れています。


アルコールは、エンベロープウイルスを不活化することはできますが、ノンエンベロープウイルスを不活化するのは難しいです。一方、強力電解水クリーナー(アルカリ電解水)はエンベロープウイルス、ノンエンベロープウイルス両方に効果を発揮します。ちなみに、アルコールは水で濡れた場所での除菌効果は期待できません。
除菌する際に見落としがちなのが、除菌前のお掃除です。除菌したい場所には菌だけでなく、手垢・油汚れ・土汚れなど、様々な汚れが付着しています。アルコールは、除菌できても汚れに対する洗浄力は期待できません。それに対し、強力電解水クリーナー(アルカリ電解水)は高い除菌力と洗浄力を併せ持っているため、多くの場所で使うことができます。
■強力電解水クリーナー(アルカリ電解水)とアルコールの比較

アルカリ電解水は多くの商品が販売されていますが、中身が同じではありません。強力電解水クリーナーは水を独自の方法で電気分解し、洗浄力を高めたアルカリ電解水。汚れと素材のすき間に入り込んできっちり分解します。
②高い安全性と扱いやすさ
強力電解水クリーナーは、中性の水を電気分解して生成された高濃度のアルカリ電解水です。pH値が低いと除菌効果が得られないのですが、強力電解水クリーナーは高いアルカリ性を安定して保てるので、除菌クリーナーとして長くご使用いただけます。アルカリ性にすることで、除菌力と洗浄力が高まりますが、元は水なので安全です。
アルカリ電解水は汚れや菌・ウイルスなどを分解したら、中性に戻って汚れなどが混ざった水になります。界面活性剤は入っていないため泡もたたず、使った後は乾いたタオルで拭き取るだけなので、お掃除も簡単です。お掃除の仕方などは、下記記事をご参照ください。
合わせて読もう:アルカリ電解水とは?汚れを落とす特徴・効果とお掃除での活用法
除菌・殺菌・抗菌の違い
菌への対応として除菌・殺菌・抗菌という方法がありますが、それぞれの意味をご存知でしょうか? 似ているようで、異なる効果ですので解説いたします。

除菌とは、菌を殺すのではなく、菌を取り除くことです。そのため、手洗いも除菌と言えます。表示に関しては、各業界・団体が自主基準を設けています。

殺菌とは、文字通り菌を殺すことを指します。菌を殺す作用があれば殺菌効果があると言えますが、商品への表示は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づいて規制されています。消毒剤等の「医薬品」、薬用せっけん等の「医薬部外品」に表示することが可能です。

抗菌とは、菌の繁殖を防ぐことです。既に存在する菌への効果ではなく、あらかじめ菌が繁殖しにくい環境を作ります。
アルカリ電解水を使ったウイルスの消毒・除菌
①マスクの除菌

マスクを着けて仕事や生活をしていると、様々な菌・ウイルスが付着してしまいます。着けたり外したりしていると、手に菌・ウイルスが付いてしまうのではないかと心配する方も多いと思います。そんなときは、マスクの外側にしっかりアルカリ電解水をスプレーして自然乾燥させます。マスクを取り換えるのがベストですが、いったん外して再び着けるときの簡易的な除菌としてオススメです。綿のマスクの場合は、1%の次亜塩素酸ナトリウムに10分以上浸け置きし、手洗い後に干して使いましょう。
②手が触れる場所の除菌
日々の暮らしの中で私たちは多くの物に触れていますが、気付かないうちに菌・ウイルスも一緒に触っています。よく触れる箇所にはアルカリ電解水をスプレーして、こまめに除菌しておくと安心です。
ただ、電子機器などに直接スプレーすると故障や不具合の原因になるので、万能拭き取りクロスなどにスプレーしてから拭くようにします。

ドアノブ(左)、電源スイッチやインターホン(右)

冷蔵庫ドアの持ち手(左)、電子レンジの持ち手やスイッチパネル(右)

テーブル(左)、リモコン(右)

スマートフォン(左)、パソコン(右)

ゲーム機器やコントローラー
③菌やウイルスが気になる場所の除菌
食材を扱うまな板や電子レンジ、子どものおもちゃなど口に入れる可能性がある物、トイレ・ゴミ箱など雑菌が気になるところでもアルカリ電解水は活躍します。スプレーして30秒ほどで除菌できます。布製品の場合、スプレー後は自然乾燥で大丈夫です。

まな板(左)、ゴミ箱(右)

電子レンジの中(左)、子どもやペットのおもちゃ(右)

トイレスリッパ(左)、トイレブラシ(右)
この記事で紹介した商品「強力電解水クリーナー」

強力電解水クリーナー
おそうじのプロも現場で使用する強力電解水クリーナー。
水がベースなのに洗浄力が高く、泡立たないので様々な箇所の除菌拭きや洗剤を使いたくない場所にも最適!
※全てのウイルスや菌を除去するものではありません。
お近くのおそうじ本舗にて取り扱いがございます。
※一部店舗でお取り扱いがない場合がございます。事前に店舗へお問い合わせ下さい。
この記事の監修者

ハウスクリーニング商品開発尾崎 真
おそうじ本舗の商品・サービス開発責任者を務め、国家資格であるハウスクリーニング技能士。 住まいのお掃除のコツや、暮らしに関するテクニックなど、お家で役立つ情報について満足していただける内容の改修を行っています。
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