エアコンクリーニングの料金に含まれるサービス内容を解説

エアコンクリーニングを検討している方は、エアコンクリーニングの料金やサービス内容を把握しておきたいのではないでしょうか。

そこで、今回はエアコンのクリーニングの基本料金に含まれるサービス内容や作業の流れ、エアコンクリーニングを行う理由などを紹介していきます。

よりお得にエアコンクリーニングを依頼するポイントも解説していますので、ぜひ参考にして、後悔しないエアコンクリーニングを行いましょう。

エアコンクリーニングの料金に含まれる主な要素とは？

エアコンクリーニングを検討する際に、料金に含まれるサービス内容を把握することはとても大切です。

ここでは、エアコンクリーニングの基本料金に含まれる主な要素を解説します。

エアコン本体の内部洗浄

エアコンクリーニングの基本となるのは、室内機本体の内部洗浄です。

エアコンの前面パネルや本体カバー、フィルターなどを分解して外し、洗剤やブラシを使って汚れを落とします。

さらに本体内部にあるアルミフィン（熱交換器）や送風ファン、ドレンパンなどを高圧洗浄機でまるごと洗浄したあと、分解したパーツをもとに戻します。

エアコンのタイプと機能の違いで料金が変動

エアコンクリーニングの料金は、エアコンのタイプや機能によって変わります。
壁掛けタイプ、天井埋め込みタイプなど、エアコンにはさまざまな種類があり、設置場所や構造によっては、より複雑な作業が必要になります。

そのため、エアコンのタイプごとに異なる料金が設定されていることが一般的です。

お掃除機能の有無で料金が変動

最近のエアコンには、フィルターを自動で掃除するお掃除機能付きのモデルが増えています。

お掃除機能付きのエアコンは、内部構造が複雑で分解や組み立てに時間がかかるぶん、お掃除機能が付いていないエアコンに比べて料金が高くなる傾向があります。

おそうじ本舗のエアコンクリーニング料金

エアコンクリーニングの料金は、エアコンのタイプやお掃除機能の有無で異なります。

ご自宅のエアコンのタイプや機能を正しく把握したうえで、エアコンクリーニングの料金を確認してください。

また、おそうじ本舗のエアコンクリーニングの大きな特徴の一つが、防カビ剤仕上げです。
カビの繁殖を抑制するための、オリジナルの防カビ剤仕上げ^（※1）がオプションではなく基本料金に含まれているので、清潔な状態を長期間維持できます。

（※1）オリジナル防カビ剤は全てのカビを抑制するものではありません。

その他のエアコンクリーニングにかかる料金

ここでは、エアコンクリーニングを依頼した際に、基本料金以外に生じる可能性のある費用について解説します。

オプションサービス（追加料金）

エアコンクリーニングを扱う業者の多くは、基本的な洗浄に加え、防カビ剤の塗布や室外機クリーニングなどのオプションサービスを提供しています。

これらのオプションサービスを利用することで、追加料金が発生します。

おそうじ本舗の主なオプションサービス（追加料金）

上記の表にあるオプションのほかにも、おそうじ本舗では防虫キャップの取り付け・エコ洗浄・スチーム除菌^（※3）など、さまざまなオプションをご用意しています。
ご自宅のエアコンの状況に応じて、オプションで希望のサービスを追加できます。

（※2）使用状況により防カビチタンコーティングの効果期間は異なります。全てのカビや菌を抑制するものではございません。

（※3）全ての菌を除去するものではありません。

駐車場の料金

エアコンクリーニング業者は、大抵の場合クリーニングに必要な機材を車で運ぶため、作業時には駐車スペースが必要です。

作業現場に駐車スペースがなく、有料駐車場を利用する場合、業者によっては追加で駐車場代が発生する場合があります。

作業当日に駐車スペースを確保できない場合は、事前に業者に問い合わせて、駐車料金の請求があるのか確認しましょう。

業者による料金の違い

エアコンクリーニングの料金は、業者によって異なります。

大手のエアコンクリーニング業者では、洗浄効果の高い洗剤の使用やスタッフの技術力を高めるための研修、万が一のトラブルに備える保証制度などに力を入れているため、料金がやや高めに設定される傾向があります。料金が高くても丁寧なサービスを受けられるので、安心してお任せできるでしょう。

安さを売りにしている個人経営や中小企業の業者もありますが、業者によって技術力にばらつきがあります。分解や組み立ての難しいお掃除機能付きエアコンは対応を断られたり、トラブル時の保証がなかったりする業者も存在するため、ホームページや口コミなどで事前に下調べしておくとよいでしょう。

また、あまりにも料金が安すぎる業者には注意が必要です。エアコンをキレイに洗浄するにはそれなりの時間がかかるため、作業時間に見合った料金が発生します。料金が安すぎる業者だと洗浄時間を短縮していたり、洗剤の品質が悪いものだったりして手抜きをしている可能性も考えられます。

「安かろう悪かろう」といった業者に当たらないよう、料金の安さだけにとらわれず、満足できるサービスを受けられるかどうかで業者を選ぶことをオススメします。

基本料金に含まれるエアコンクリーニングの作業内容

エアコンクリーニングの基本料金に含まれる、標準的な作業内容を手順ごとに解説します。

エアコンの動作確認

クリーニング作業に先立ち、冷暖房機能や風量、風向きルーバー動作など、エアコンが正常に稼働するか動作確認をします。

エアコン周辺の保護

大量の水を使う高圧洗浄中に汚水や洗剤が飛び散って家具や壁、床などを汚さないように、エアコン周辺を保護シートでカバーします。

エアコンの分解、各パーツの洗浄

エアコン本体の前面パネル、本体カバー、フィルターなどのパーツを取り外し、専用の洗剤やブラシで一つひとつ丁寧に洗浄します。

エアコン本体の内部洗浄

エアコン内部の電気部品に水や洗浄液が触れると故障の原因となるため、ビニールシートなどを使いしっかりと保護してから、エアコン室内機本体を、高圧洗浄機と洗剤で洗浄します。

エアコン内部のアルミフィン（熱交換器）や送風ファン、ドレンパンなどのパーツもこの工程でまるごと洗浄します。
洗浄後は、洗剤や汚れが残らないように大量の水でしっかりとすすぎます。

エアコンの組立、動作確認

エアコン本体と各パーツの水気を拭きとり、乾燥させてから組み立てます。

最後に、エアコンが正常に稼働するか試運転をして作業完了です。

エアコンのクリーニング料金を抑えるポイント

プロの業者にエアコンクリーニングを頼みたいと思っても、あまりに高額な費用がかかるのは避けたいところです。

ここでは、エアコンクリーニングを依頼する際に、できるだけ料金を抑えるポイントをご紹介します。

繁忙期をさけてエアコンクリーニングを依頼する

夏と冬は、エアコンクリーニング業者の繁忙期で予約も集中するため、春か秋に利用するのがオススメです。

混み合っていない3月後半から4月、9月後半から11月前半にかけては割引キャンペーンを行っている業者も多く、繁忙期に比べて予約も取りやすくなっています。

2台以上まとめて依頼する

複数台のエアコンクリーニングをまとめて依頼することで、2台目以降の料金が割引になる場合があります。

対応や割引率は業者によって異なるため、2台以上をまとめて依頼するときは、複数の業者から見積もりをとって比較検討しましょう。

他のクリーニングとセットで依頼する

エアコンクリーニングを扱っている業者の多くは、浴室やキッチンなど、エアコン以外にもさまざまなハウスクリーニングサービスを提供しています。

エアコンとあわせてほかの箇所もクリーニングを依頼することで、お得なセット料金になる業者もあるため、エアコン以外に気になる箇所がある場合はセットでの依頼も検討してみてください。

複数の業者を比較する

エアコンクリーニングを依頼するときは、複数の業者を比較して選ぶことが大切です。
エアコンクリーニングの料金やサービス内容には、業者により若干の違いがあります。

詳細に比較してみると、ある業者では追加料金がかかるオプションとして提供されているサービスが、ほかの業者では基本料金に含まれている場合があります。

また、料金だけを基準にして業者を選ぶと、サービスの品質に満足できないかもしれません。
料金の安さだけにこだわるのではなく、提供しているサービスの内容もしっかり比較して、納得できる業者を選びましょう。

エアコンクリーニングを行う理由

エアコンは日常的に使用することで、内部にさまざまな汚れが蓄積していきます。
清潔な状態を保つためには、定期的なエアコンクリーニングが不可欠です。

年に一度はエアコンクリーニングを行い、エアコン内部にたまった汚れをリセットしましょう。

エアコンは汚れが溜まりやすい

エアコンは、吸い込み口から空気を吸い込み、温度調整した風を吹き出し口から室内に送り出します。

この過程で、空気中の細かなホコリやチリも一緒に吸い込まれるため、エアコン内部はホコリなどの汚れがたまりやすくなっています。

エアコン内部はカビが繁殖しやすい

カビは温度20〜30℃、湿度60％以上の環境を好み、ホコリなどの汚れを栄養分にして繁殖します。

この20〜30℃という温度は人が快適に感じる温度と近いため、室内に設置されたエアコンの内部はカビにとっても繁殖しやすい環境です。

また夏場の冷房や除湿運転では、エアコンで冷やされた空気と外気温の温度差が広がることから、エアコン内部に結露が発生し、湿度が上がります。

さらにホコリなどの汚れがカビの繁殖を促し、気付かないうちにエアコン内部がカビだらけになっていることがあります。

エアコンから吹き出す風が臭くなる

エアコンからカビ臭いニオイがする場合は、エアコン内部に汚れがたまっている可能性があります。

エアコンから吹き出す風が臭う原因の多くは、エアコン内部の汚れやカビ、雑菌によるものです。
エアコンの不快なニオイが気になるときは、早めにエアコンクリーニングを行いニオイの原因を取り除きましょう。

エアコンの運転効率が下がる

エアコンは空気を取り込み、温度調整した風を室内に放出しますが、エアコン内部が汚れていると空気の流れがさえぎられ、運転効率が低下してしまいます。

またエアコンの効きが悪くなったことで設定温度を必要以上に上げ下げした結果、電気代が高くなってしまうことも考えられます。

健康を害する恐れがある

汚れたままのエアコンを使い続けると、エアコン内部にたまったホコリやカビ、雑菌などがエアコンから吹き出される風にのって室内に放出されてしまいます。

汚れた空気を体内に吸い込むことで健康に悪影響を及ぼすおそれがあるため、定期的にエアコンクリーニングを行うことをオススメします。

おそうじ本舗のエアコンクリーニング

おそうじ本舗のエアコンクリーニングでは、エアコンの汚れをスムーズに除去するオリジナル洗剤と、専用の高圧洗浄機を使用しています。
これらの機材と、高い技術力により、エアコン内部に蓄積したホコリやカビをしっかり落とすことが可能です。

また、クリーニング後のキレイな状態をできるだけ長く保つために、おそうじ本舗の基本料金にはオリジナル防カビ剤仕上げ^（※4）のサービスが含まれています。

オプションの「完全分解洗浄」は、カビで汚れやすいドレンパンと送風ファンも取り外して洗浄し、エアコン内部の細かな部分まで徹底的に掃除するサービスです。
通常のエアコンクリーニングでは分解しないパーツも取り外すことで、エアコン内部の奥の奥までキレイに汚れを落とせます。

エアコン内部の汚れやカビ、不快なニオイが気になる場合は「完全分解洗浄」の利用をご検討ください。

（※4）オリジナル防カビ剤は全てのカビを抑制するものではありません。