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エアコンのお掃除

エアコンの構造・汚れる仕組みをわかりやすく紹介!エアコンクリーニングで出る黒い汚水の理由

エアコンクリーニング2台以上のご注文で1台あたり1,100円お得
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エアコンはなぜ汚れるのでしょうか?エアコンクリーニングを業者に依頼したとき、洗浄中に排出される黒い汚水を見て、日頃使用しているエアコンがそんなに汚れているなんて!と驚いた方がいると思います。

エアコンは構造上、空気中のホコリや汚れを吸い込みます。エアコンの表面やフィルターを定期的に掃除していても、エアコンの内部には汚れが蓄積されていきます。

また、稼働時に発生する結露水により、エアコンの内部は湿気が多くカビが増殖しやすい環境です。気が付いたら、エアコンがカビだらけになっている可能性もあります。

この記事ではエアコンの構造や部品の役割、エアコンが汚れる理由、自分で掃除するときの注意点などを解説します。

エアコンの構造・汚れる仕組みをわかりやすく紹介

エアコンの構造

エアコンの構造

エアコンは、室内機と室外機の2つで1セットです。室内機のみ、または室外機のみでは機能しません。そして、室内機と室外機を繋げているパイプが、室内の中の熱を室外に運ぶ役割を果たしています。

室内機の主な部品は、熱交換器とファンです。吸い込み口にはフィルター、吹き出し口には風向きルーバーが取り付けられています。

一方、室外機には、熱交換器とファン、冷媒を圧縮するコンプレッサー、膨張させる膨張弁があります。

エアコンの冷媒とはどんなもの?

冷媒とはガスの一種で、気体を圧縮すると熱くなり、膨張させると冷たくなる化合物です。皆さんは、冷媒ガスという言葉を聞いたことはありませんか?エアコンの室内機と室外機を繋げるパイプに入っているのが、その「冷媒ガス」です。

冷媒ガスは、液体が気体になるときに周囲から熱を奪い、気体が液体になるときは熱を放出します。つまり、冷媒ガスが空気中の熱を吸収したり放出したりすることで、室内の温度調節をしているのです。
エアコンをつけると涼しくなるのは、冷えた空気がエアコンに入っているわけではありません。室内の空気に含まれている「熱」だけを外に追い出しているため、涼しくなるのです。
室内が暑くなったり涼しくなったりするのは、熱の量で決まるのです。

エアコンの各部品の役割

エアコン内部の構造

では次に、エアコンの各部品の役割や特徴を見てみましょう。

本体カバー

本体カバーは前面パネルとも呼ばれます。カバーは取り外し可能です。

フィルター

フィルターは、空気が室内機に吸い込まれるとき、エアコン入口にある網のようなものです。空気中のホコリやゴミがエアコンの室内機内部へ入らないように、フィルターが空気中のホコリやゴミを防いでくれます。

吹き出し口

エアコンから温度調節された風が吹き出される箇所です。吹き出し口には、風向きを調整する風向きルーバーが付けられています。

風向きルーバー(フラップ)

風向きルーバーは、名前の通り風向きを調整する役割があります。風向きを上下に調整する水平羽根と、左右に調整する垂直羽根があります。

熱交換器(アルミフィン)

熱交換器は、室内を涼しくしたり暖かくしたりと、空気の温度をコントロールする部品です。薄いアルミの板の表面に凹凸が付いていますが、これは空気に触れる面積を増やすためです。

ファン(送風ファン)

吹き出し口の奥にある筒状の部品で、エアコン内部を覗き込まないと見えないパーツです。ファンには、エアコン内部の風を送り出す役割と、室内の空気を循環させる役割があります。

ドレンパン

ドレンパンは、熱交換器で空気を暖めたり冷やしたりしたとき、発生する水滴(結露水)が室内に垂れないようにするための受け皿です。エアコン内で発生した水滴は、ドレンパンからドレンホースへ流れます。エアコンの中でも特に汚れやすい部分です。

ドレンホース

ドレンホースは、エアコンと室外を繋ぐ部品です。エアコンに溜まった水を室外に排出する役割があります。ドレンホースが詰まっているまたは劣化していると、水漏れしやすくなります。

室外機

冷媒を熱くしたり冷たくしたりする役割があるのが、室外機です。例えば、室内の空気を暖めるときは、気体の冷媒を圧縮して熱くし、室内の空気を冷やすときは、液体の冷媒を膨張させて冷やします。

エアコンは構造上汚れやすい

エアコンは構造上汚れやすい

エアコンが汚れる理由は主に2つあります。1つめは室内の空気の汚れ、2つめはカビが繁殖しやすい気温と湿度です。それでは1つずつ詳しく解説します。

室内の空気が汚れている

室内にホコリが溜まっていたり汚れていたりすると、エアコンも汚れてしまいます。
エアコンは構造上、室内の空気を吸い込んで温度調節してから吐き出します。

室内の空気を吸い込むことで、空気中のホコリや汚れ、料理中に発生する油を含んだ蒸気などを一緒に吸い込んでしまいます。フィルターだけでは全てのホコリや汚れを防げないので、エアコンは使用するたび内部が徐々に汚れていきます。

カビが繁殖しやすい気温と湿度

カビが繁殖しやすい環境は、気温が20〜30度で湿度が70〜80%です。特に梅雨から夏にかけての時期は、カビが繁殖しやすい時期となります。

エアコンの稼働時、内部では結露水が発生し、エアコン内部は湿度が高い状態となります。ホコリなどの汚れもカビの餌になるので、エアコン内部はカビが繁殖しやすい環境となり、エアコン内部がカビだらけになっている可能性があります。

エアコンが汚れたままだとどうなる?

エアコンが汚れたままだとどうなる?

エアコンは、たとえ使用していなくてもいつの間にか汚れが溜まっていきます。掃除を後回しにして、エアコンの汚れを放置してしまうとどうなるのでしょうか?

ニオイやカビの原因になる

エアコンをつけたら、不快なニオイがしてきたことはありませんか?
エアコンを汚れたまま放置してしまうと、臭くて嫌なニオイがすることがあります。また、エアコン内にカビが繁殖することも多いです。

故障しやすくなる

汚れが溜まっていると、エアコンに必要以上に負担がかかり、その結果エアコンの不具合や故障になる可能性もあります。

電気代が高くなる

エアコンが汚れていると、運転効率が悪くなってしまいます。エアコンの効きが悪くなったり風ムラが生じたりするので、その分過度に温度や風量調整をすることが多くなるでしょう。結果、電気代が高くなってしまう可能性があります。

健康に悪影響

エアコン内部が汚れているということは、エアコンから出てくる風も汚れているということです。風と共にホコリやカビが空気中に放出され、それを吸い込んでしまい、健康面に影響が出てしまう可能性があります。

アレルギーや呼吸器系の持病がある方、小さな子供や高齢者がいるご家庭は、注意した方が良いでしょう。

自分で可能なエアコン掃除の範囲

自分で可能なエアコン掃除の範囲

自分で掃除できるのは、フィルター、本体カバー、風向きルーバーの3つです。家にあるものを使って、簡単に掃除できます。

フィルターの掃除

必要なものは、綺麗なタオル2枚・台所用の中性洗剤・古歯ブラシの3つです。

フィルターは掃除機で表面のホコリを吸い取ってから、取り外して水で洗いましょう。良く乾かしてから、本体に取り付けます。取り付けるときは、強い力を加えないように気を付けてください。

本体カバーと風向きルーバーの掃除

本体カバーと風向きルーバーは分解せずに、そのままの状態で表面のホコリや汚れを綺麗な布で拭きとってください。
割り箸にキッチンペーパーを巻いて輪ゴムで止めた「お掃除棒」があると、風向きルーバーを拭きとりやすいです。

おそうじ機能付きエアコンの場合は、ダストボックスの掃除も必要です。ダストボックスには、フィルターのホコリが自動的に溜まるので、定期的に掃除しましょう。ダストボックスは簡単に取り外せます。

その他、エアコン内部の掃除など分解が必要な箇所は、プロの業者にエアコンクリーニングを依頼することをおすすめします。

自分でエアコン掃除を行うときの注意点

自分でエアコンを掃除する場合、いくつか注意点があります。故障や事故を防ぐためにも、必ず守りましょう。

掃除の前にエアコンのコンセントを抜く

掃除中に電源を入れるとケガや事故の原因になるため、最初にコンセントを抜いておいてください。コンセントがない場合は、ブレーカーを落としておきましょう。

むやみな分解は避ける

エアコンを無理に分解すると、元に戻せないこともあります。エアコンの構造などについて十分な知識がない状態で、分解することは避けた方がよいでしょう。

精密機器に水やスプレーなどをかけない

精密機器にスプレーがかかると、火災に繋がる恐れがありますので、水やスプレーなどをエアコンに直接かけないでください。

エアコン内部の汚れを除去するならエアコンクリーニングを業者に依頼

エアコンクリーニングを業者に依頼

自分でエアコンの掃除を行うには、やはり限度があります。特に、エアコン内部には細かい凹凸が多いため、見えないところや手の届かない所の汚れやカビを、綺麗に掃除するのは困難です。

自分で掃除ができないエアコンの内部は、業者にエアコンクリーニングを依頼するとよいでしょう。自分で掃除が難しいドレンパンやファン、熱交換器なども高圧洗浄機で洗浄し、エアコンの奥に潜む汚れやカビも、綺麗にしてくれます。

黒い汚水にビックリ!汚水の正体は?

エアコンクリーニングで排水された黒い汚水

エアコンクリーニングで排水された汚水を見て、あまりの黒さにびっくりした方も多いのではないでしょうか?エアコン内部の汚れにより、洗浄に使用した水は真っ黒になります。
汚水の正体は、目に見えるホコリなどの汚れだけではありません。目に見えないカビ、ハウスダスト、その元になる菌なども黒い汚水の正体です。

毎年エアコンクリーニングは必要?

エアコンクリーニングは、年に一度行うのをおすすめします。エアコンクリーニングで汚れを除去しても、1年使えばエアコンはホコリやカビで汚れてしまいます。
カビやニオイが気になるときだけクリーニングするのではなく、毎年継続してエアコンクリーニングを行いましょう。

また、キッチンと同じ部屋にエアコンがある場合は汚れやすいので、クリーニングのタイミングを早めたほうがいいでしょう。

エアコンの汚れを徹底除去するならおそうじ本舗のエアコンクリーニングがおすすめ

おそうじ本舗のエアコンクリーニングでは、専用機材とプロならではの技術力で、頑固な汚れやカビ、さらに雑菌まで洗浄します。
綺麗にエアコン内部の汚れを落とせるのは、プロならではの技と言えるでしょう。

エアコンのパーツを分解・洗浄

エアコンのパーツを分解・洗浄

まずは、本体カバーやフィルターを丁寧に取り外します。分解したパーツは1つずつ丁寧に洗浄します。
おそうじ本舗では、簡単には分解できないドレンパンや、ファンまで完全に分解して洗浄するオプションもあるため、エアコンの奥に潜む汚れやカビも除去できます。

エアコン内部を大量の水で高圧洗浄

エアコン内部を大量の水で高圧洗浄

おそうじ本舗では、エアコン専用の完全オリジナル高圧洗浄機を使用します。エアコンの裏側も洗浄できる360度回転する洗浄ノズルとオリジナル洗浄棒で、エアコン内部の裏側の汚れもしっかりと洗います。

洗浄剤はエアコンのアルミフィンを傷めないように開発した「アルミ親水被膜保護洗浄剤」を使用するため、エアコンを傷める心配がありません。

また、エアコン内に洗浄薬品が残ると、汚れやカビの原因になる場合があるので、すすぎは洗浄剤の3倍量の水を使用して丁寧にすすぎます。

カビ予防

カビ予防

最後にオリジナル防カビ剤で仕上げます。エアコンは構造上どうしても汚れやすいものですが、キレイな状態が長持ちするように、防カビ剤で仕上げるのがおそうじ本舗のスタンダードです。
※オリジナル防カビ剤は全てのカビを抑制するものではありません。

その他、防カビチタンコーティングやエコ洗浄、スチーム洗浄などのオプションも豊富に取り揃えています。
※使用状況により防カビチタンコーティングの効果期間は異なります。

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この記事の監修者

ハウスクリーニング商品開発尾崎 真

おそうじ本舗の商品・サービス開発責任者を務め、国家資格であるハウスクリーニング技能士。 住まいのお掃除のコツや、暮らしに関するテクニックなど、お家で役立つ情報について満足していただける内容の改修を行っています。

おそうじ本舗 自分でできるお掃除術 監修者について