エアコンのお掃除
エアコンクリーニングの頻度は年1回!頻度や時期についてプロが解説!
エアコンはこまめに掃除をしていても、落としきれない汚れやカビが発生してしまいます。
特に、エアコン内部の汚れは日頃目につかないので、どのくらい汚れがたまっているか気づかずにエアコンを使用しているかもしれません。
エアコンを使っていて、不快なニオイがしたり、冷暖房の効きが悪く感じたりすることがあっても、多くの方は見た目がキレイなら「大丈夫」と思ってしまいがちです。
しかし実際には、日頃のお手入れにプラスして定期的にエアコンクリーニングをすることが望ましいとされています。では、エアコンクリーニングに最適な頻度や時期はどのくらいなのでしょうか?
今回はエアコンクリーニングを依頼する頻度と、オススメの依頼時期やキャンペーンのタイミングなどを詳しく解説します。

目 次
エアコンクリーニングを行う頻度の目安は?

「エアコンクリーニングは、年に何回やればいいの?」
「見た目はキレイな気がするけど、エアコンクリーニングって必要?」
「エアコンクリーニングにベストなタイミングはあるの?」
エアコンクリーニングの頻度や実施するタイミングについて、このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
使用場所や季節によりエアコンの汚れ方は異なりますが、エアコンクリーニングの頻度やタイミングにはある程度の目安があります。
ここでは、一般的に推奨されているエアコンクリーニングの頻度について解説します。
エアコンクリーニングの頻度は年1回が目安
エアコンクリーニングを行う頻度は、年1回が目安です。
特に、リビングなど人がいることの多い場所に設置されているエアコンは、使用頻度が高い分、ホコリやカビがたまりやすい状態です。エアコンにたまったホコリやカビを放置すると、運転効率の低下や、臭いニオイの原因になることもあります。
本格的に冷房や暖房を使うシーズンが始まる前に、エアコンクリーニングを実施しておくと安心です。
2週間に1回のフィルター掃除で汚れを防止しよう
エアコン内部の汚れを防ぎ冷暖房効率を維持するには、フィルターのこまめなお手入れも必要です。2週間に1回を目安にフィルター掃除をしましょう。フィルターを自分で取り外し、掃除機でホコリを吸い取ってから水洗いするだけでも効果があります。
定期的なフィルター掃除を続けるだけで、エアコンの性能を保ち、電気代の節約にもつながります。
合わせて読もう:エアコンのフィルターを掃除するメリットと効果的な掃除方法
エアコンクリーニングの頻度が高い方がいいケースとは?

エアコンクリーニングを実施する目安は、基本的には年1回です。しかし、エアコンの使用環境によってはそれ以上の頻度でクリーニングしたほうがよい場合もあります。
以下のようなケースでは、年2回程度のエアコンクリーニングをオススメします。
室内でペットを飼っている場合 |
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動物の毛やペット特有のニオイがエアコン内部に入り込むことで、空気の質が低下する可能性があります。 |
エアコンがキッチンの近くに設置されている場合 |
調理中に発生する油煙がエアコンに吸い込まれた結果、通常の掃除では落としにくいベタついた汚れが付着しやすくなります。 |
家庭内に喫煙者がいる場合 |
タバコのヤニがエアコン内部に付着すると、ヤニ汚れによる臭いニオイやベタつきの原因になります。 |
家庭内に乳幼児やアレルギー体質の方がいる場合 |
エアコンの内部にたまったホコリやカビが原因で、健康に悪影響を与えるかもしれません。 |
このような状況では、通常よりも高い頻度でエアコンクリーニングを実施することで、快適で清潔な室内環境を維持できます。
こんなサインが出たら今すぐエアコンクリーニングを!

エアコンの外観はキレイに見えても、内部にはホコリやカビがたまっているかもしれません。
「エアコンから出る風が臭う」「吹き出し口に黒い点状の汚れがついている」などの症状がみられたら、それはエアコン内部が汚れているサインです。そのまま使い続けると、エアコン本来の機能が十分に発揮されないばかりか、健康を害する恐れがあります。
ここでは、エアコンクリーニングが必要とされる4つのサインを紹介します。
1つでも当てはまることがあれば、早めに専門業者によるエアコンクリーニングを検討しましょう。
エアコンの吹き出し口や送風ファンに黒い点が見える
吹き出し口に黒い点々とした汚れが見えたときは、エアコン内部で黒カビが繁殖している可能性が高いので、早めにエアコンクリーニングを行う必要があります。
また、送風ファンにカビやホコリが付着しているのを発見したら、エアコンクリーニングが必要なサインです。吹き出し口からライトを当てて送風ファンをのぞくと、カビやホコリが付着しているのかが確認できるので、こまめにチェックすることをオススメします。
エアコンから吹き出す風が臭い
エアコンが吹き出す風が臭いと感じるときも、エアコンクリーニングが必要なタイミングです。吹き出す風が臭いときは、エアコン内部にニオイのもとになるホコリやカビがあるというサインです。臭いと感じたら、吹き出し口や送風ファンにカビが発生していないか確認してみてください。
エアコンを使用している時期に体調を崩しやすくなった
エアコンを使用してから体調を崩しやすくなったときも、エアコンが汚れていないか確認してみてください。
エアコン内部にカビやホコリがたまっている状態でエアコンを使用すると、室内に汚れた空気がまきちらされ、その空気を吸い続けることで健康を害する恐れがあります。
早めにエアコンクリーニングを行うことをオススメします。
冷暖房の効きが悪くなった
エアコンを使っているのに、なかなか室内が快適な温度にならないと感じる場合は、エアコン内部にホコリやカビがたまっているかもしれません。特にフィルターやアルミフィン(熱交換器)、送風ファンに汚れが付着していると、空気の流れが妨げられ、冷暖房効率が低下します。
また、汚れが原因でエアコンに過度な負荷がかかると、電気代が上がったり、故障したりする可能性があります。
エアコンクリーニングの依頼に最適な時期

エアコンクリーニングを依頼する時期には、オススメの時期とそうでない時期があります。
業者に依頼する前に、時期によってエアコンクリーニングの料金設定が異なることと、予約を取りやすい時期があることを覚えておくとよいでしょう。
エアコンクリーニングの依頼時期は春と秋がオススメ
季節の変わり目は、エアコンクリーニングに最適な時期です。特に、春と秋がエアコンクリーニングに適しています。
エアコンが活躍する季節が到来する前にエアコンをキレイにしておくと、稼働したときの内部の汚れや不快なニオイを防げるからです。
特に、秋はエアコンクリーニングを依頼する時期としてオススメです。
夏にほぼ毎日エアコンを使用したことで内部に汚れが蓄積している可能性が高いため、汚れがこびりつく前にしっかり汚れを落としておきましょう。
また、エアコンクリーニングの繁忙期・閑散期を把握しておくとよいでしょう。
エアコンクリーニングの繁忙期は、5月中旬~9月上旬頃、11月中旬~12月下旬です。この時期はエアコンクリーニングの依頼が殺到するため、予約が取りにくいです。
一方閑散期は、3月後半~4月頃、9月後半~11月前半です。この時期は希望日に予約を取りやすい上、お得なキャンペーンなどの割引サービスも多いのが特徴です。
エアコンクリーニングの依頼時期は真夏・真冬を避けた方が安心
真夏と真冬は、エアコンクリーニング依頼の時期には適していません。
クリーニング中はエアコンを使えないため、真夏だと暑さに、真冬だと寒さに耐えなければなりません。他の部屋にエアコンや冷暖房器具があれば問題ないでしょうが、そうでない場合は真夏と真冬の時期はエアコンクリーニングの依頼を避けた方が安心です。
合わせて読もう:失敗しないエアコンクリーニング業者の選び方!業者選びのコツを紹介
エアコンクリーニングが必要な理由

エアコンクリーニングは、定期的に行う必要があります。
エアコン内部は汚れやすく、掃除せずに放置するとさまざまなトラブルを引き起こす可能性があるからです。
ここでは、エアコンクリーニングを行うべき理由を一つずつ解説します。
カビやニオイの発生を防ぐ
カビや悪臭の予防のために、エアコンクリーニングを行いましょう。
エアコンは使い続けると、内部にホコリなどの汚れがたまり、その汚れを放置するとカビが繁殖します。そのままエアコンを稼働させると、風とともにカビの胞子を室内にまき散らすことになります。
汚れた空気を吸い込むことで、咳やくしゃみを引き起こしたり、アレルギー症状が悪化したりする可能性があります。
また、エアコン内部に汚れがたまると、悪臭の原因にもなりかねません。
エアコンの故障や寿命短縮を防ぐ
エアコン内部の汚れが酷いと、エアコン稼働時に発生する結露水をうまく排出できずに、室内で水漏れすることがあります。
汚れが原因で、エアコンの効きが悪くなったり故障したりすることもあります。汚れたエアコンは負荷がかかりやすく、エアコンの寿命が縮んでしまう可能性もあるのです。
エアコンの故障や寿命短縮の予防のためにも、エアコンクリーニングをオススメします。
エアコン内部の汚れは専門業者でないと落とせない
エアコン掃除を手っ取り早く自分で済ませたいと考える方は少なくないでしょう。
しかし、内部までしっかりと洗浄するには、専門的な技術と専用の道具が必要です。自己流で無理にエアコンの分解や洗浄を行うと、部品の破損や故障、火災のリスクを高めてしまいます。本格的なエアコンクリーニングは、専門業者に依頼しましょう。
さらに、エアコン内部の奥の汚れや洗剤を完全に落とすのは難しく、中途半端に洗浄した結果、かえってエアコンの機能低下を招いてしまうかもしれません。専門業者なら、高圧洗浄機を使って手の届かない部分まで丁寧に洗い流してくれます。
日頃のお手入れはフィルターの掃除程度にとどめておき、エアコン内部のクリーニングは専門業者に任せたほうが安心です。
お掃除機能付きエアコンもクリーニングは必要?
お掃除機能付きエアコンもクリーニングは必要です。
自動掃除機能が付いているからエアコンクリーニングが不要、というわけではありません。
自動で掃除してくれる機能が付いているのは主にフィルター部分で、エアコン内部の汚れを全て取り除いてくれるわけではないのです。ダストボックスにたまるゴミも自分で捨てなければなりません。
また、お掃除機能付きエアコンは気密性が高く、冷房や除湿運転後は内部に残った水分により湿度が高まり、カビが繁殖しやすいという特徴があります。
お掃除機能付きエアコンも通常のエアコンと同じように、エアコンクリーニングが必要なのです。
そのエアコン、本当にキレイ?おそうじ本舗でエアコンを丸洗いしよう!
一見するとキレイに見えるエアコンでも、内部にはカビやホコリがたまっていることがあります。
エアコンを使ったときにニオイが気になったり、効きが悪く感じたりする場合は、エアコン内部の汚れが原因かもしれません。
そのようなときに利用したいのが、おそうじ本舗のエアコンクリーニングです。
専用の洗剤と高圧洗浄機を使い、普段は見えないエアコン内部の奥の汚れまで徹底的に取り除きます(※)。プロの技術で細かな部分のカビやホコリもしっかり洗浄するため、洗い残しもなく安心です。
よりしっかりと洗浄したい方には「完全分解洗浄(※)」のオプションがオススメです。
ドレンパンや送風ファンなどカビが発生しやすい部品を取り外し、隅々まで丁寧に丸洗いします。高圧洗浄だけでは落としきれない部分の汚れまで除去するので、見えないところの汚れが気になる方にぴったりです。
エアコン内部に蓄積したカビやホコリをすっきりキレイにすることで、エアコンの冷暖房効率が回復し、室内に清潔な空気が行き渡ります。さらに、電気代の節約や、エアコン本体を長持ちさせる効果も期待できます。
「見た目がキレイだからまだ大丈夫」と思っていても、エアコン内部の汚れは少しずつたまっていくものです。
おそうじ本舗のエアコンクリーニングで見えない汚れまでしっかり落として、清潔で心地よい空間を整えてみてはいかがでしょうか。
(※)汚れの状況により、完全に除去できない場合がございます。
この記事の監修者

ハウスクリーニング商品開発尾崎 真
おそうじ本舗の商品・サービス開発責任者を務め、国家資格であるハウスクリーニング技能士。 住まいのお掃除のコツや、暮らしに関するテクニックなど、お家で役立つ情報について満足していただける内容の改修を行っています。
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